唐澤予報士のウラナミ『もうすぐ春!』

唐澤予報士

唐澤予報士
唐澤予報士:1991年、沖縄でサーフィンを始める。(スノーボードも開始)  1993年、初めてフルマラソンを完走。1999年、気象予報士資格を取得し登録。現在に至り、一児(娘)の父です。

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このウラナミを書いているのは2月18日ですが、まだまだ朝晩を中心に寒い日が続いています。季節の分かれ目である「節分」は過ぎていますが、比較的に温暖である湘南地域でも雪がちらついたこともあり、まだ日によっては冬模様となっています。(ちなみに、節分とは各季節の始まりの日である立春・立夏・立秋・立冬の前日をさし、年に4回あります。)

歳をとるたびに寒さに弱くなっている気がします。いくらウェットスーツの性能が良くなっているとしても、若い時には平気だった冬の海の寒さ・冷たさがだいぶ体に応えるようになってきました。以前は、湘南であればノーブーツ・ノーグローブで1月・2月も海に入っていたのですが、この数年は寒い日にはブーツ・グローブをするようになりつつ、少し海から足が遠のきがちです。

実際に、2月18日の時点で、2019年になってから海に入った回数は7回だけ。一方、冬山でスノーボードをしている回数は倍近くの二桁で13回。海よりも雪山となっており、1月・2月は、サーファーではなくスノーボーダーです。(大前提として、サーファー・スノーボーダーである前に、社会人・サラリーマン・気象予報士ですが……。) 寒さのなかでモモ~腰くらいのサイズで海に入るよりは、ヒザ~腰くらいのパウダースノーの方が楽しく、ウェットスーツで入る湘南の海よりも、スノーボードのウェアをまとった北海道の山の方が暖かくて快適で、サーファーとしては軟弱者です。

ですが、そろそろシフトを海へとチェンジする時が近づいているようです。最新の気象庁の一か月予報を確認すると、2月中旬から3月中旬にかけては、全国的に平年よりも気温が高くなるとのこと。また、降雪量も少ない見込みです。

 
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(気象庁HPより)

 

ということは、湘南付近は春めいた暖かさになる一方で、山ではフレッシュなパウダースノーに出会えるチャンスが減ってしまいそうです。パウダースノーに後ろ髪をひかれるようなことはなく、寒さから解放された海に向かおう! となりそうです。寒さで海から遠ざかっている方はいるかと思いますが、そろそろ準備をし始めた方が良さそうですよ! 寒さで重くなってなまっている体をほぐして軽くするため、まずはストレッチとランニングをお勧めします。
 
 

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