上條将美のウラナミ『治療薬』

上條将美

上條将美
上條 将美:小学生4年から全日本選手権で連続入賞し、ジュニアで優勝、世界選手権に日本代表で2度出場後、19歳でプロになり、20年間にわたってシードをキープし、2012年に引退。最高ランキング5位。2011年サーフレジェンド入社。

上條さんウラナミ

 
 
こんにちは、上條将美です。
GWも終わり初夏となりましたが、今年の4月は夏日どころか真夏日を観測した所もあり、水温はまだやや低めながら、すっかりサーフィンシーズンですね。
日の出は早くなり、日没は遅くなり、仕事前の朝一や仕事後の夕方のサーフィンも快適となってきた今日この頃、皆さんはどうお過ごしですか。
 
さて、私事ですが、波伝説の企画で先日海外にサーフトリップに行ってきました。
実に3年ぶりの海外トリップでした。もちろん、日本でのサーフィンも気持ちいい日、楽しい日はありますが、やはり、海外トリップは全く別なものがありますよね。特に、今回はボートトリップだったこともあり、非日常感に溢れていました。

参加メンバーも、10代の若者、20代の現役プロサーファーから60代の大ベテランまでと年齢層は幅広く、古くからの知り合いでお付き合いの長い方もいれば、今回が初対面の方もいましたが、皆、人柄の良い方たちで、波はそこまで大当たりと言った感じではなかったものの、自分のベストトリップの一つとなったことは間違いありません。

今回の旅で改めてわかったことは、サーファーは気持ちいいサーフィン、楽しいサーフィンをすることがとても大事、というか絶対に必要なことなんだな、ということです。
参加者の1人の方はサラリーマンサーファーで、空港で集合したときには顔の色も白く、あまりサーファーには見えない感じで、大丈夫かなと少し心配しましたが、帰るころには黒く日に焼けたこともありますが、表情が一変してどこから見てもサーファーに変わっていました。

サーファーにとってサーフィンとは、心の洗濯であり、一番の良薬、治療薬なんだなと思いました。
皆さん、「KEEP SURFING!!」

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