上條将美のウラナミ「サーファーという“つながり”」

上條将美

上條将美
上條 将美:小学生4年から全日本選手権で連続入賞し、ジュニアで優勝、世界選手権に日本代表で2度出場後、19歳でプロになり、20年間にわたってシードをキープし、2012年に引退。最高ランキング5位。2011年サーフレジェンド入社。

こんにちは、上條将美です。
すっかり冬らしくなり、50数年ぶりに11月中に関東で積雪がありましたが、皆さんどうお過ごしですか。インフルエンザなど流行していますので、うがい手洗いをマメにされてください。

また、この時期は海への足が遠のきがちですが、上達するのに練習は嘘をつかないので、海が空いているこの時期は逆にチャンスだと思って前向きに海に向かってください。

さて、先日、緊急の仕事で伊良湖に行くことがありました。伊良湖は、サポートをしていただいているスポンサーの営業や大会などで行く機会が多く、良い波に当たったことも多々あり、自分の大好きなスポットの一つです。

ただし、波情報のスタッフとして行くのは初めてで、ポイントへの行き方自体がわからない所もありました。
もちろん、普段波情報をお願いしているレポーターさんからも多くのアドバイスをいただきましたが、急きょサポートをしてくれた波伝説サポーターの江崎君のヘルプは必要不可欠で、本当に助かりました。

江崎君とは、波伝説チームというつながり以前に、前のサーフボードのスポンサーが一緒だったこともあり面識はあったのですが、緊急の対応と親切な説明は感動すら覚えました。

ふと考えると、今までの自分の人生は多くの方に支えられているということが再認識できました。
ここでは多すぎてそれぞれの名前は上げきれないので控えさせていただきますが、数えきれないほどのサポート、親切をいただきました。

他の業界にドップリ入り込んだことがないので一概には言えませんが、この特別な“つながり”はサーファーという人種が特別に持つ素晴らしいことの一つだと思います。
もちろん、直接的につながっていることで、ダイレクトにお説教というか教えをいただくこともあります。でも逆に言えばそれも自分で直す、もしくは反省する機会をもらえていることで、言われないで気づかないよりは比べものにならないほど幸せなことです。

波伝説という仕事について数年ですが、サーファーであること、サーファーという人種の“つながり”がありがたく、幸せに感じる今日この頃でした。

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