もう何年も続く、毎冬恒例の地元の同級生らによるバリトリップ。
帰国した日から「ただいま~来年も楽しみだな~」と、次のトリップに向けて奥さんに軽いジャブが始まります。
家族同士で集まるイベントがあれば、その度にジャブを入れながら何げなく交渉を続けること一年あまり、みんな家庭を持ちつつあるものの、何とか参加者が減らずに決行されています。
約一週間の南国は、身も心も開放され、サーフィンや仕事・家のことなどの、モチベーションを上げてくれる大事な機会となります。
この機会を提供してくれて、自分の代わりに休日出勤までしてくれるサーフィン大好き波伝説のスタッフや奥さんには、感謝感激な訳です。
今回のバリの波は、過去に訪れた中で一番良かった印象です。
ダブルやトリプルといった対応しきれない波であたふたすることもなく、毎日オーバーヘッドの形の良い波が割れ、巻かれる!かと思いきや壁になってキレイにピーンと張っている面ツルのロングショルダー。
割れる前からこれは最高なブレイクをしそうだ!と思わせられる沖から押し寄せるスウェル。
「サイコー!!」と波を追いながら無意識に叫んでいたのを、GoProで撮影されていました。最高です!
また、10年ぶりくらいに入ったエアポートレフトで貸し切り、そして、バリアンでも貸切がありました。ともに◇カインドの波で、みんな笑顔がこぼれまくりでした。
そしてバリアンでは、頭半サイズのAフレームの波をカットバックでつなぎ、インサイドの水深ヒザ~モモの玉石でリッピングをしているサーファーが…
そのサーファーを、よーく見ると見たことがある顔で…
バリニーズか⁉ジャパニーズか⁉
それは、なんと千葉のスタッフ「岡野予報士」でした。浅いところで攻めてました。
岡野予報士に思いがけず出会えたという良い思い出もありますが、ヌサドゥアでサーフィン中、板が流れてしまいました。しかもカレントが入り出した潮回りだったため、板を流すことに慣れていない湘南サーファーの私にはプチ恐怖体験でした。しかもヌサドゥアはいつも強烈なカレントにビビりながらサーフィンしているポイントの一つです。
とりあえず、「焦らず焦らず」と言い聞かせ、板を探しにインサイドまで泳ぐことにしました。気づいたのはボディーサーフィンの下手さです…全く波に乗れずでした。逆に溺れそうになったので、クロールをすることにしました。そして疲れて平泳ぎ、最後は知らずと浅瀬にいました。
しかし、足が付くとこまで来たはいいものの、ギザギザリーフ。寄せる波に足の裏は切れまくりでした。ウニは運良くかわしていました。(笑)
運の良さに今年の宝くじが気になりました。
板をゲットした後は、ところどころ水深ヒザくらいの浅瀬でのパドルで板と手のひらがやられ、そして良い感じに流され、座礁したおっさんが1名浅瀬にいる状態でした。
今となっては何事もなかったので良い思い出です。普通の観光旅行では味わえないものばかりで、サーフトリップは本当に良いものです。みなさんも積極的に機会を見つけてみて下さいね〜!
see you Bali~