(吉浜の朝焼け)
今年初のウラナミとなります。
本年もよろしくお願い致します。
今回はサーファーの良い一日だったあるあるです。
とある先輩から電話が来ました。
「パチンコ勝ったから、千葉か静岡くらいまでトリップしない?」
40歳を過ぎ、今だにフリーターだが、かつて名門野球部で高校一年からクリーンアップを任され、高校三年時は、プロ野球数球団からのドラフト候補に上がった先輩。
高校最後の夏、のちにメジャーリーグでも活躍するピッチャーを相手に5打数5安打をやってのけた男。
日の丸をつけて、各国の選手と対戦していた我が国の代表選手なんて考えられない。(笑)
そんな一握りの人生を歩んでいたのですが……今は貧乏。
でも、本当に腹黒さがない先輩。でも本当にその日暮らしをしているかのようです。笑
体育会系で育った先輩は、終始おごってくれます。
僕「先輩、俺のほうが本気で100倍以上くらい貯金あるのでおごりはやめてください。笑」
先輩「まかせろ、パチンコ勝ったから」
僕「理由が終わってますね!笑」
そんなやり取りをしながら、千葉と静岡ではなく、湯河原・吉浜へ。
車内はサーフィンと野球の話が続きます。
吉浜は、腰たまに腹の小さめのファンウェーブ。
先輩はまだサーフィンを始めて3年目。ただし、昨年は、女性にのめり込み一度も海に入らず、誘ってもサボりまくり、なのにさすがの身体能力。
ビギナー感はあるものの、ふつうに横に滑ったり、パドルだけなら上級者感あり。
自分なりにレールだ、目線が、手や足の位置だ、と考えながらのサーフィン。何か流石である。
かなり無様な恰好でテイクオフしても転ばない感じは、体幹の強さが凄く良くわかるひとつ。
どんなスポーツも一流の人って絶対頭使ってますよね~
「サーフィンってすげー難しいね。マジ面白い。なんで昨年真面目にやってなかったんだろ。まだ1ラウンド終わって9時とかありえねぇ~、一日得した気分。G◎Daは若い時からやってたのか。熱いな。」
言われて改めて気づく、サーフィン人生の良さ。サーフィンしていて良かったあるある。
そんな、こんなで朝一から入って空いているファンウェーブを満喫した後は、小田原漁港へ。


朝から海鮮料理。なんて贅沢な。しかも、また奢り。
昼には帰宅し、ビールで乾杯。
「夜は街に出るのか?きょうの反省会しない?」先輩からの誘いが入ります。
サーフィンにハマった感たっぷりの分かりやすい先輩。
「自分の人生の反省ですか?笑」とややおちょくる僕。
また、そんなやり取りをしながら…
「先輩がサーフィンにハマったから飲みに出て良い?話相手なってくるわ!」
お前らアホか!と呆れながらも外出させてくれる奥様に感謝。
そして街に出て中国マッサージに行くと、なんとポイントカードが溜まっていて無料!
先輩とともに、「なんて日だ!」と某お笑い芸人のギャグを連発。
本当良い1日でした。笑
ちなみに、先輩は貧乏が故に、初冬まで僕のおさがりの破れたウエットをピンセットで止めて頑張っていました。
そんな、風変りな先輩が大好きなのです。笑
そして、昨年末、先輩は社員登用の話を蹴ったとか蹴らなかったとか……。このご時世色々な人がいるんですね~。