Wandaのウラナミ「サーフボードの種類が増えた結果、生まれたもの」

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波伝説・海快晴のマネージャーとして活動中。 また、防災士や少額短期保険募集人としても活動しています。最近、サーフボードの長さがどんどん長くなってきております(笑)。趣味は広く浅く、ニュージーランドでの生活後、サーフレジェンドに身を投じて11年目となり、現在は2児の父親です。冬はスノーボードも楽しんでいます。海快晴も担当しており、釣りもやります!営業担当として、記事掲載や広告掲載のご依頼はお気軽にご連絡ください。 wada@surflegend.co.jp

2026年6月18日 09_50_57

最近、皆さんサーフィンの調子はいかがでしょうか?

私は先日、テイクオフした瞬間に左手中指の第二関節を脱臼しました。

波に巻かれたわけでも、リップに飛ばされたわけでもありません。

テイクオフした、その瞬間です。

ゆび

サーフィンは本当に何が起こるか分かりません。

波に乗る前に、まさか自分の指が先にワイプアウトするとは思いませんでした。

しかも、めっちゃいい波だったんです。

「えっ、そんな方向に曲がる!?」と自分でもびっくりしながら、その場で慌ててはめ込んでみましたが、現在も固定中です。。。

さて、そんな私の指の話はさておき、今回はサーフボードのお話です。

最近、海に行くと本当にいろいろなサーフボードを見かけるようになりました。

昔は、ショートボードかロングボードか。

ざっくり言えば、その二択に近い空気がありました。

もちろん、昔からフィッシュやガン、ミニシモンズのような個性的なボードはありましたが、一般的なサーファーの選択肢としては、今ほど多くはなかったと思います。

しかし今は違います。

ショート、ロング、ミッドレングス、ツインフィン、フィッシュ、オルタナ系、ソフトボード、ハイパフォーマンス系……。

Chサーフボード2026年6月18日 09_33_24

もはやサーフボード売り場は、魚市場というより水族館です。

どれも楽しそうで、どれも乗ってみたくなる。

その結果、何が生まれたのか。

一番大きいのは、サーフィンの楽しみ方が広がったことだと思います。

昔は「上手くなる=短いショートボードでリップすること」という価値観がかなり強かった時代がありました。

もちろん、それは今でもサーフィンの大きな魅力です。

鋭いターン、スピード、縦へのアプローチ。

見ていても、やはりかっこいい。

「あんなサーフィンをしてみたい!」という憧れは、今でもありますよね。

ただ、サーフィンの楽しさはそれだけではありません。

ゆったり波のフェイスを走る気持ち良さ。

テイクオフの早さ。

小波でもスーッと走っていく感覚。

そして、あの独特の浮遊感。

一本の波を無理に攻めすぎず、波の力に合わせて乗る楽しさ。

そういう部分に、改めて目が向くようになった気がします。

自分自身も最近は、7’4のFIREWIREのミッドレングスを愛用しています。

これがまた、実にちょうどいい。

ショートボードほど忙しくなく、ロングボードほど大きすぎない。

パドルも楽で、波も取りやすい。

それでいて、しっかり踏み込めばターンもできる。

今は、これくらいの余裕がちょうどいい。

人生もサーフボードも、少し浮力があった方がうまくいくことがあります。

サーフボードの種類が増えたことで、海の中にも変化が生まれました。

小波の日でも、誰もが楽しめるようになった。

厚い波でも、ミッドレングスやロングなら十分遊べる。

速い波ならフィッシュやツインが面白い。

掘れた波ならショートが活きる。

つまり、コンディションに対して「今日はダメだ」と決めつける前に、「今日はどのボードなら楽しめるか」と考えられるようになったのです。

これはかなり大きい変化だと思います。

波に自分を合わせる。

道具を変えて、その日の海と遊ぶ。

サーフィンが、より柔らかくなった感じがします。

一方で、ボードの種類が増えたことで、少し難しくなった部分もあります。

特に混雑した海では、ボードごとのスピードやテイクオフ位置の違いを理解することが大切です。

ロングボードやミッドレングスは、うねりの段階から波に乗れます。

ショートボードは、ピークに近い位置から乗ることが多い。

ソフトボードに乗っている初心者の方は、インサイドのスープなどから。

いろいろなボードが同じピークに集まると、それぞれの動き方が違うため、思わぬ接触やトラブルにつながることもあります。

だからこそ、今まで以上に周りを見ることが大切です。

自分が乗れるから乗るのではなく、周りとの距離やポジションを見て判断する。

ボードの長さや浮力があるほど、早く乗れる分、周囲への配慮も必要になります。

道具が増えたということは、自由が増えたということ。

でも、自由が増えた分、マナーも少しだけ高度になります。

これはサーフィンに限らず、だいたい何でも同じです。

車種が増えれば、交通ルールが大事になる。

近年は自転車や電動キックボードなど、移動手段も多様化しており、ルールや安全意識がより大切になっています。

サーフボードを自転車に積んで移動するサーファーも、キャリアの固定や周囲への配慮は今まで以上に意識したいところです。

釣り道具が増えれば、ポイントでのマナーが大事になる。

サーフボードが増えれば、海の中の空気を読む力が大事になる。

とはいえ、サーフボードの種類が増えたことは、間違いなく良いことだと思います。

年齢を重ねても続けやすい。

体力やレベルに合わせて選べる。

波のコンディションに合わせて楽しめる。

そして何より、「サーフィンはこうでなければならない」という固定観念が少し薄くなった。

これはとても健全なことだと思います。

ショートで攻める人もいい。

ロングで優雅に乗る人もいい。

ミッドレングスで気持ち良くクルーズする人もいい。

ツインフィンで横に走る人もいい。

ソフトボードで初めて波に乗って笑っている人もいい。

それぞれが、それぞれのボードで海を楽しんでいる。

その景色は、昔より少しカラフルになった気がします。

ただし、どんなボードに乗っていても、最後に大事なのは同じです。

波をよく見ること。

人をよく見ること。

無理をしないこと。

そして、自分のレベルとその日のコンディションに合った選択をすること。

サーフボードの種類が増えたことで、サーフィンはもっと自由になりました。

でも、その自由を気持ちよく楽しむためには、海の中での思いやりが必要です。

ボードの特性によって、速く乗れる。

たくさん乗れる。

楽に乗れる。

だからこそ、少し譲る余裕も持ちたい。

ボードに浮力があるなら、心にも少し浮力を。

そんなサーファーでいたいものです。

そして、海で知らない人でも挨拶をすると、不思議とその日のサーフィンが少し気持ち良くなります。

ピークの空気も、少し柔らかくなる気がします。

いい波に乗ることも大切ですが、気持ちよく海に入れることも同じくらい大切です。

いつも笑顔で、CATCH THE GOOD WAVE!

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