「FCDミッドレングス」試乗して、詳しい話を聞いてみました【AD】

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趣味は広く浅く(笑) NZで一年生活したのち世界一周旅行を生涯の夢として妄想し続ける・・・ 冬はスノーボードも嗜んでおります。 波伝説・海快晴の営業マンです! 波伝説への記事掲載・広告のご用命はお気軽にご連絡ください。 wada@surflegend.co.jp

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Photo:Takaki Nakagami


FCDサーフボードはご存じでしょうか?

そして実際の乗り心地などはどうなのか?

以前パタゴニア・グローバル・サーフ・ビジネスユニット・ディレクターであるジェイソン・マキャフリー氏にインタビューをさせていただきました。
FCD25周年!ジェイソン・マキャフリー氏波伝説単独インタビュー
https://www.namidensetsu.com/news/namidensetsu/482499

今回はパタゴニアサーフ千葉にお伺いして、実際に試乗させていただき、さらに詳しいお話をお伺いさせていただきました。


まずはFCDを簡単にご紹介

フレッチャー・シュイナード・デザインズ(FCD)は、最高の素材を使用し、強度、耐久性、パフォーマンスに優れたボード作りに取り組んできました。20年を経て、FCDのボードが世界中の波で乗られるようになった現在も、より高いパフォーマンスを発揮するデザインや構造をベンチュラの地で追求しています。


数あるボードの中から今回試乗させていただいたボードはこちらです。

Huevo Ranchero「ウェボ・ランチェロ」(通称エッグ)

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日本語に直訳すると「農場の卵料理」



ボード紹介

モダンエッグなボードデザイン、ラウンドポイントノーズ、レールはミディアムに、ボトムはフラット〜Veeへ、テールはハードエッジなラウンドテールにそれぞれボードデザインされています。ロッカーはノーズ・テールともに緩やかにセットされ、フィンセットはシングルスタビ仕様で、デッキは4ozクロスを3層、ボトムは4ozクロスを2層用い、頑丈なサーフボードとなります。


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おすすめポイント!

• 1本で色々な乗り味が楽しめる
• 波のサイズ、波質も幅広く対応
• ビギナーから上級者まで幅広い層が楽しめる

オールラウンドなボードなので幅広い波に対応できる!
→トリップに行くときもこの1本にお任せ!

小波から肩~頭までの波で十分に楽しめるので、1本あれば万能です!

さて、パタゴニア・サーフ担当の牧野さんと一緒にセッション!

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実際に乗った感想は!

板を持った瞬間にすぐわかる「軽さ」
最近はワイドな板に乗っていたがそれとは違い少し細めのシルエット

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もしかしたら慣れないと「パドリングでバタつくかも?」と言われましたが特にその感覚はありませんでした。

テイクオフして乗った瞬間から違いが一目瞭然!
板を動かしたりしやすい!

そして7’2でもあれ?これドルフィン行けるんじゃないかな?

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途中で牧野さんの乗っていた6’8へとチェンジ!

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ちょっと今回は乗っている時間が短すぎましたが、乗りこなしていけば「これいい板ですよね!?」

海上がりにパタゴニア・サーフ担当の牧野さんにインタビューさせていただきました。


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乗った板がすごい軽いなと思ったのですが?

シェイパーのフレッチャー・シュイナードは、軽さを求めてEPSにたどり着いたのではなく、丈夫なボードを作ったほうがいいという、父であり、パタゴニア創業者のイボン・シュイナードからのアドバイスを受け色々と研究とテストを重ねた結果、EPSにたどり着きました。

フォームが軽い分、ロングボードを除くほとんどのモデルでデッキには4ozのクロスを3層、ボトムには2層と、しっかり巻いており、より丈夫なボードになっています。なので、ショートボードに関しては一般的なPUのボードと重量に大きな差はありませんが、今日乗って頂いたようなミッドレングス以上になるとEPSの特徴である軽さが感じられます。

長さを出しても、軽い分テイクオフした後のポケットの入りやすさ、取り回しやすさが出てきます。

海で感じたかと思いますが、FCDのHUEVO RANCHEROはその他のブランドのエッグボードと比べると長さに対して、幅は細目の設定なので、スピードが容易に出せます。パタゴニアのサーフィン・アンバサダー達も「FCDはとにかく早い」と言っているので、スピードに関してはHUEVO RANCHEROに限らず、FCD全体の特徴の一つとも言えます。

その速さの秘密はそこにあるのかと思います。

FCDはボリュームを出しすぎないのでサイズがあがった時も攻められるボードに出来上がっています。



フィンセッティングのおすすめは

好みによって様々ですが、パタゴニア・サーフィン・アンバサダーの田中宗豊さんは「とにかくシングルフィンがいい」と、デイブ・ラスタビッチは「twin+1 fin」が好みだと言っています。ちなみに個人的には、購入した際に付属される「シングル+スタビライザー」のセッティングが好みです。

自分の好きなスタイルのサーフィンが楽しめるボードです。

波のカバーできる範囲も広く、フィンでのバリエーションも出せるので、1本あればいろいろな波、レベルの方に楽しんでもらうことができるという点が、ウェボ・ランチェロのおすすめポイントの一つです。



フィンが付属なんですか?

FCDはすべてのボードにFCDクルーたちが選んだこれがベストであろうフィンが付属されています。
一番いい状態で乗ってもらいたいという思いがあるからです。



このモデルは発売してからどれぐらい経ちますか?

15年ぐらいは経つと思いますが、それだけ愛されているモデルです。

日本のみならずグローバルでも根強い人気があります。



丈夫さがセールスポイントとのことですが、ケアとかどうしたらいいですか?

やはりできるだけアフターケアをしっかりしてもらえると嬉しいです。

長く黄ばみも少なく使ってもらいたいので海から上がったら、しっかり洗ってもらって直射日光を避け、できるだけ車内に長期間放置したりしないようにしてもらいたいです。

また、万が一クラッシュしたらなるべく早く、リペアに出すことをお勧めします。パタゴニアFCD取り扱いストアーでもリペアを承っています。

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今回のような試乗はできるのでしょうか?

決して安くない買い物ですし、EPSという特徴的な素材も使用しているので、パタゴニアサーフ千葉ストア、サーフ大阪ストアにて、デモボードを用意しています。1,000円にてお貸出ししていますので、是非お試しください。

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トリップに行くときもこれ1本あればいいかんじですか?

オールラウンドなモデルとしての1本なのでコンディションに合わせて板を変える必要がなく1本で色々なコンディションに対応できます。

私も最近のトリップで奄美大島へウェボ・ランチェロの6’6を持っていきましたが、波のサイズが上がっても、小波でも、掘れる波、厚い波でも存分に楽しむことができました。6’6は飛行機にも安心してのせられる長さなのでお気に入りのサイズです。




板の性能としてはどんな人にお勧めですか?

お伝えしたように、波はもちろん、レングス次第で幅広いレベル、層の方に使っていただけるモデルです。

サーフィンのブランクが空いた方にもいいかもしれませんね。

ショートからボードサイズを少し長くしたい人はフィットするかと思います。

ロングの人も波のサイズが大きくなったとき用にお勧めのボードです。

ぜひ皆様も一度お試しください!


パタゴニア サーフ千葉

https://www.patagonia.jp/patagonia-surf-chiba-outlet-japan/store_164343035.html

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