中学1年生でサーフィンを始め、中学3年生で全日本サーフィン選手権優勝。
高校1年生でプロ転向。
初めてのプロトライアル参戦「JPSA千葉鴨川」で優勝。
その後も、たくさんの輝かしい成績を残している!
2021年、12月24日のクリスマスイブに第一子、ケイナちゃんを出産。
ママさんプロサーファー 野呂玲花プロにちょっと聞いていました!
お久しぶりです。お元気ですか?
ママとなった現在はいかがお過ごしでしょうか?
元気です♪
サーフィンは前ほどできておらず、仕事と子育てに追われています。
もうすぐ3歳になる娘がいるのですが、自分の親に手伝ってもらいながら、頑張ってます。
玲花プロがサーフィンを始めたきっかけは何ですか?
中学受験をして入学した女子中で虐めにあって友達がいなかった時に、親と弟のサーフィンに付き添って四国に毎週末行っていました。
その時に出会った間屋口香プロに憧れて、サーフィンを始めました。
プロサーファーになろうって思ったのは?以前は他のスポーツをしていたの?
間屋口香プロのJPSAの試合を観に行って、香ちゃんみたいになりたい!って思ってプロを目指しました。
その前は大阪で、ダンスやスイミングをやっていました。
玲花プロのお気に入りのポイント・波は?
海外だと波はバリのクラマスとチャングー、あとはチマジャが大好きです!
街並みはカリフォルニアが1番好きです。
日本は親友の須田那月プロが住んでいる種子島が大好きです!
玲花プロといえば【ビキニ!】がとっても似合うという印象ですが、ご自身のブランドを良かったら紹介してください。
Lueur swim (ルースイム)というハンドメイドの水着ブランドを立ち上げました。
生地からデザインしているものと、カリフォルニアで買い付けている生地で、お家で1からハンドメイドで作っています。
その人に合わせた水着のオーダーができるので、自分のコンプレックスを少しでも好きになれるように。
フランス語で【輝く】と言う意味の「Lueur」。水着を選んでくださった1人1人が、自分らしく輝いてほしいと思い、つけたブランド名です。
ママになってから変わったことは?良かったら楽しさや大変さなどを教えてください。
妊娠して、スポンサーがなくなり、試合にも出れなくなり、太っていく自分の身体にも自信がなくなり、自分の価値がなくなったように感じ、精神的にすごくしんどい時期がありました。
1人で子育てするのも想像以上に大変で、初めの2年間は毎晩泣いていた記憶しかないです。
でも、出産して自分の子供を見た時、自分が今までやってきたことの喜びや幸せを何百倍もこえた幸せってこの世にあるんだなと思いました。
最近は娘が話せるようになってきて、意思疎通ができるので、一緒にサーフィンしたりスケボーしたりして楽しんでいます。
これからは娘の夢を一緒に追いかけるようになるのかな。笑
コンテストへの思いや今後の予定は?一番思い出に残っていることは?
試合で負けた時は悔しいけど本当に楽しくてずっと続けていました。次第に、これをやめたら自分は何者でもなくなってしまうんじゃないかと言う不安にも襲われました。
最後に出た去年の新島のコンテストで試合直前まで泣く娘を抱っこしていて、その時に身体に限界を感じ、今は試合を休むことにしました。
復帰は落ち着いたらしたいなとは思っていますが、落ち着いた時に娘がサーフィンしていたら、そっちの応援にまわってるかもしれませんね。笑
今後の夢や目標などありましたら教えてください。
海が大好きなので、サーフィンにはずっと関わって行きたくて、ずっとショートボードしか乗ってこず、試合のために毎日練習していました。
ただ最近、ロングボードやツインフィンなどを始めて、サーフィンは色々な楽しみ方があって、人それぞれ色んなスタイルがあっていいなと、感じました。
試合を辞めてから気づいたので、これからはサーフィンの色んな魅力を伝えられるサーファーになりたいと思っています。
ママさんサーファー・レディースサーファーへ サーフィンが上達するための何かアドバイスをよろしくお願いします!
サーフィンは簡単とは言えないけど、女性でも母親でも必ず上達できます。
自分のサーフィンのスタイルを見つけて、練習ではなく楽しむことがが本当に1番の上達の鍵だと私は思っています。
最後に応援して下さっている皆さんやファンの方にメッセージをお願い致します!
いつも応援してくださっている皆様、本当にありがとうございます。
以前のように試合会場でお会いできることは減ってしまいましたが、SNSなどで頂く皆様のメッセージに勇気づけられて頑張れています。
これからも応援よろしくお願い致します。
野呂 玲花:reikanoro
Lueur swim (ルースイム): lueur.swim
ママになった玲花プロに初めて会ったのは高校生でした。同じママサーファーだけに思いや気持ちがすごく伝わってきました!
今後も玲花プロを応援し続けていきたいと思っております!
インタビュアー:上田純子