「World Wing × Surfing」 vol.3 堀野稔プロにインタビュー!(後編)

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昨年10月に湘南初の初動負荷トレーニング®指導提携施設「ワールドウィング湘南」がオープンし、その唯一無二のトレーニングと開放的なジム環境に、各方面のアスリートやスポーツ愛好家たちが訪れています。
今回の企画は「ワールドウィング湘南」を訪れるサーファーの方々にサーフィンと初動負荷トレーニング®の関係性についてインタビューすることで、サーフィンにおける身体の使い方からケアに至るまで、トレーニングに対する考え方を深掘りしていくものです。

第三回はJPSAプロロングボーダーであり、公認プロインストラクターでもある堀野稔氏へのインタビューをお届けします。
後編である今回は、現在のトレーニングとその考え方について、以前までのトレーニングとの違いも合わせて、より具体的にお伺いしました。

 


 

スタッフ:「前編では初動負荷トレーニング®やワールドウィング湘南店について、感想や印象をお伺いしました。後編ではもう少し具体的に、初動負荷トレーニング®について堀野さんが他のトレーニングと違うと感じる点を教えていただきたいです。」

堀野プロ:「ウェイトトレーニングをバリバリやっていたときもありましたが、結局パワーがあるはずなのに身体が重いし、可動域が出ないと感じていました。今は必要な筋肉が保たれている感じです。もちろん、ちゃんとパワーもあると思っています。」

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堀野プロ:「あとは通常のトレーニングは部分的で、実際の動作とは違う感じがするのですが、初動負荷トレーニング®は日常の、普段の立体的に動く動作に共通するし、もっというとそれをさらに拡張させる感じがしています。」

スタッフ:「私もそこは大きな違いだと思います。結局何のためのトレーニングであるのかが重要で、実際の動作に活かせないトレーニングは堀野さんの仰る通りで重りになってしまったり、ただ身体にストレスを与えるだけになってしまうことも多々あると思います。」

堀野プロ:「ウェイトトレーニングはやったっていう満足感はあるんですけどね。なので最初はここのトレーニングは物足りなかったです(笑)。けど、持病の腰痛がいつの間にか無くなったり、サーフィンの後に筋肉の張りが無くなったり。結局サーフィンも元をたどれば日常の動きの延長にあるんだと思いました。それが歳を重ねたり普段の生活の中で動きが小さくなっていく。ここのトレーニングをすると若返りじゃないですけど、戻してくれる、思い出させてくれる感じがしますね。」

スタッフ:「若返りというと、堀野さんは今も若い世代のサーファー方と第一線で勝負しているわけですが、若い頃と今とでどういった違いを感じますか?」

堀野プロ:「勢いは若い頃の方がずっとあるとは思います。若い子たちを見ていてもそれは感じます。だからこそ若さに勝つには技術ですね。ただ動ける身体でいることは必須です。」

スタッフ:「同じ土俵で戦うためには技術だけでは難しいですよね。でも身体は放っておくと動かなくなるので、是非ともサーフィンをしていて調子が落ちてきたと感じる方にはトレーニングしていただきたいですね。」

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スタッフ:「おすすめのトレーニング頻度やタイミングがあれば教えていただきたいです。」

堀野プロ:「トレーニング時間は1時間で、週3日は行いたいです。可能な人は毎日がベストだと思います。タイミングは、一番のおすすめは一日の流れを良くするために朝、そして運動後の2回です。パフォーマンス的にはサーフィンする前が良いと思うのですが、翌日のことを考えると終わった後に行いたいです。明日に繋げるためのトレーニングですね。」

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スタッフ:「色々な使い方がありますね。実際にプロアスリートの方で30分だけ調整に使う方もいれば、一日に2回、練習前後に2時間近くトレーニングされる方もいらっしゃいます。」

スタッフ:「これは良いというマシンはありますか?」

堀野プロ:「立って行うSTANDING HIPJOINT、それから座って行うHIPJOINT 2000、両方ともに好きです。硬くなった筋肉が伸ばされる感じが大きいです。あとはPELVISで、これはHIPJOINTよりも股関節周りを動かしやすいです。動かすのは股関節周りですが、これをするようになってから膝の痛みがなくなりました。最近ぎっくり腰になってしまったけど、その時もこれをすることで改善が早かったと思います。」

スタッフ:「PELVISはなかなか万能なマシンですね。プロアスリートのパフォーマンス向上の他にもリハビリ、シニアの方で足腰が弱ってしまった方など、無理なく効果が出せるので私たちスタッフも重宝してます。」

スタッフ:「堀野さんの今後の目標について、ぜひお聞かせください。」

堀野プロ:「最終的な目標は健康でい続けることです。そして生きてる限り常に自己ベストを更新し続けることを目標にしています。」

スタッフ:「まだまだ自己ベスト更新期待してます!」

スタッフ:「最後に、初動負荷トレーニング®に興味を持たれてる方に一言お願いできますでしょうか。」

堀野プロ:「一度は体験して欲しいです。不安でも行けばトレーナーが教えてくれます。まずは体験して、合ってるかどうか決めてもらえればと思います。」

スタッフ:「ありがとうございました!」

 


 

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堀野稔
・年齢:49歳
・住み:鎌倉
・身長:173cm
・体重:66kg
・プロ取得年:2004年
・ホームポイント:由比ヶ浜
・スタンス:レギュラー

ワールドウィング湘南入会の際、こちらの記事を読んだとお伝えいただいた方に波伝説マスクをプレゼントいたします。

<初動負荷トレーニング®とは>
株式会社ワールドウィングエンタープライズ社代表の小山 裕史(やすし)博士が、発明・創案された画期的なトレーニング方法です。
国際特許を取得したB.M.L.T.カムマシン®を用いて行うトレーニング方法で、スポーツ界はもちろんのこと、医療や介護など様々な分野で注目されています。
初動負荷トレーニング®は、反射機能の促進、神経筋制御の向上などの特徴から、スポーツのパフォーマンスにおける動作時の瞬発力や加速度そしてパワーの向上、関節可動域の拡大、故障の防止などを目的として、数多くのプロアスリーツやオリンピック選手らに実践されています。
今ではアスリーツのみならず、リハビリや生活習慣病の予防に適した運動としての認知も高まってきており、B.M.L.T.カムマシン®を設置する病院や医療機関、介護施設が増加しています。

・全国の初動負荷トレーニング®指導提携施設一覧

https://www.bmlt-worldwing.com/publics/index/162/#block1275

 

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