米山予報士のウラナミ『2週連続のサーフィン三昧!』

米山予報士

米山予報士
米山予報士/大学を8年で卒業。その間、勉強などせず、山と海で遊ぶか家に引きこもっていました。当然、就職などまともにできるはずがなく、社会人経験もゼロ。なのに30歳になってしまいました。ただ、山のおかげで天気図に興味をもち、サーフィンをやっていたから気象予報士になれたと思います。サーフィンと気象、波情報の業務を精一杯頑張りたいです。

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2週連続で低気圧によるうねりが入り、ちょうど休みの日と重なるというラッキーなサイクルにハマりました。

冬は朝と日中では体感温度が大きく異なるため、日中に確実にサーフィンができる休みに波があるのは嬉しいですよね。

そして、来週の定休日も波がある予想です!


3月1日(金):ビーチクローズ、激混み、スリルのあるテイクオフ!

3月1日(金)は有給を取得していたのでゆっくり起床。サイズアップの予想だったので、起きてすぐ波情報を確認すると、すでにビーチはハードな模様。「やってしまったか…」と気落ちしつつ、リーフならできる場所はあるだろうと考え、昼過ぎから鎌倉へ向かいました。

鎌倉市に入り、小動交差点を通過し、国道134号線から海を見ると、うねりが整っていないうえ、リーフでもハードな感じ。まずは波情報で△になっていた由比ヶ浜をチェックしましたが、考えることは皆同じなのか、150人以上は入っていて激混み状態。ここに入っていくのはストレスになってしまうと思い、引き返しました。

帰路の途中、稲村ヶ崎公園から波チェックをすると、空いているものの、波がイマイチ。それでも波を喰らわなそうな場所を見つけ、入りました。サイズは頭半くらいで、あまり長く乗れる波ではありませんでしたが、沖に出ると海が全体的に動いているような感覚。セットが入ると全力でパドルして逃げるような感じが、まるで海外に来たかのような錯覚を覚えました。大きい波はテイクオフでスリルが楽しめるので、それだけでも来た甲斐がありました。



3月6日(木):板選びの失敗を乗り越えて

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その翌週の3月6日(木)は、強い北寄りの風に抑えられがちで、サイズアップが遅れ、朝はフラットで、午後2時くらいにようやく腹くらい。念のため、「波伝レポ動画」もチェックすると、空いている場所はロングボードでもできそうな波質でした。

自転車で海に着くと、思いのほかサイズアップして、波質も変わっていました。1箇所良さそうな場所は人が多くて激戦区なのはしょうがないと諦めていましたが、他の場所も波にパワーがありそうで、しかも沖から割れず、インサイドでドッカーンと割れるような掘れたワイドでした。

これは持ってくる板を間違えたと思い、すぐさま他の場所に移動することを決めたのですが、予報ではこれからさらにサイズアップする可能性があり、それなら板を変えてリーフに行こうと思い、いったん家に帰ってバイクに乗り換え、鎌倉に行きました。

海の外から見てるよりはサイズがなく、ちょっと盛り上がりに欠ける感じではあったのですが、暗くなる前に1本だけ良いレギュラーを乗れたので、まずまずの気分で終われました。

私は波が大きい時はダンパーになりやすいビーチよりリーフに行くことが多いです。混雑はしやすいですが、意外と空いている場所もあり、何よりバイクや自転車で気軽に行ける近さにあるのは嬉しいですよね。
また、来週の定休日も楽しみです!

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