Margara reefbreak – Puerto Rico. Photo: Jorge Rivera
2024年パリオリンピック最終予選「ISAワールドサーフィンゲームス」の開催地がプエルトリコに決定！
・12人のサーファーがプエルトリコでオリンピック出場権を獲得する。
・男女とも上位の代表チームが自国のオリンピック追加出場枠を獲得！
ISA（国際サーフィン連盟）は、2024年パリオリンピックにおけるサーフィンの最終予選として重要な「2024 ISA World Surfing Games（WSG）」の開催地がプエルトリコであることを発表しました。
大会は、アレシボ市の世界的に有名なリーフブレイクであるヘビーウォーターウェーブのマルガラと、レフトを中心としたソリッドな波が楽しめるエルピコとラストリアのツインブレイクで開催されることが決まっています。大会日程は、2024年2月22日～3月2日に暫定的に予定されています。
2024年のWSGは、2年間のオリンピック予選の集大成となり、合計14のオリンピック出場枠を獲得することができます。
プエルトリコでは、男子はランキング上位5名、女子はランキング上位7名が出場権を獲得し、サーフィンの歴史が作られることになります。
2024年のWSGでは、ナショナルチームの力がフルに発揮され、男子と女子のランキング上位のナショナルチームがそれぞれ自国の追加枠を獲得することになります。
ハンティントンビーチで開催された2022年のWSGでは、日本男子チームと米国女子チームが、タヒチのチョープーで開催される2024年のパリオリンピックへの追加出場枠を獲得し、熱戦が繰り広げられました。
プエルトリコの象徴的な海岸線は、1968年、1988年のISA世界サーフィン選手権から2022年のISA世界SUP＆パドルボード選手権（WSUPPC）まで、サーフィン史に残る数々の素晴らしい大会のホストとなり、安定したワールドクラスの波で満ちています。
プエルトリコの波のサイズとパワーは、オリンピック予選の最終段階にとって理想的な場所となります。
ISA会長のフェルナンド・アギーレ氏は、次のように述べています。
「1968年と1988年に世界選手権を開催した歴史あるプエルトリコに、再び戻ってくることを大変うれしく思います。2024年ISAワールドサーフィンゲームスは、間違いなくタヒチで開催される素晴らしい壮大なオリンピックに向けた、スリリングでドラマチックな予選の締めくくりとなることでしょう。オリンピックの予選を締めくくるのに、プエルトリコの素晴らしい波ほどふさわしい方法はないと思います。
「リチャード・カリオン率いるプエルトリコの友人やパートナーたちは、自分たちがサーフィンの偉大なイベントにふさわしいコミュニティであり、デスティネーションであることを証明してくれました。私は、この大会が時代を超えて愛されるワールドサーフィンゲームスになることを確信しています。2024年にこの美しい島に戻り、オリンピックのサーフィンの歴史に残るこの壮大な瞬間を祝うことが待ちきれません。」
