QS1,000 Carve Proが終了

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2018 Carve Proの覇者シェーン・キャンベル(左)とコビー・エンライト(右)/WSL / ETHAN SMITH

2018年のクォリファイシリーズ(QS)とオーストラリアレッグの初戦となったQS1,000 Carve Proは、男女ともに地元オーストラリア勢が上位を独占。Men’s優勝はシェーン・キャンベル、Women’sはコビー・エンライトとなった。

コビーは、2017年の同イベントでもファイナルへと進み、仲の良いメイシー・キャラハンに次いで2位となった。もちろん、今年は優勝することが彼女の頭には大前提としてあったものの、約40人ものハングリーなライバルたちと戦うプレッシャーがあった。
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「また2位になるのは辛かったと思います。」エンライトは続けた。「優勝したかったですけどむしろ5位でも良かった。とにかく2位は悔しいんです。どのイベントでも優勝することが目標ですが、シーズン最初のこのイベントで勝てたのは何よりもうれしいです。今シーズンのベストなスタートを切れました。」

ツィードヘッヅネイティブのエンライトは、ファイナルでダークホースとなったモリー・ピックラムと対決。エンライトが開始早々に7.50をスコアした後、バックアップにエクセレントの8.00ポイントをスコアし、ピックラムをロープへと追いつめた。トータルヒートスコアが15.50で、ピックラムはパーフェクトに近い9.75のポイントが必要なまま終了。

15歳のモリー・ピックラムはこれから要注意人物となりそうだ/ WSL / ETHAN SMITH

15歳のモリー・ピックラムはこれから要注意人物となりそうだ/
WSL / ETHAN SMITH

シドニー・クロヌラローカルでCarveチームライダーのシェーン・キャンベルは、マルーブラビーチでも際立ったパフォーマンスで、ファイナルでのハーレイ・ロスを含む多くの強豪選手たちを倒した。
キャンベルは、ファイナルにおいて2つのオープニングウェイブで6.00と8.25をスコアし、ロスのニードを7.25と広げて何とか逃げ切った。

マルーブラから近いクロヌラに住むシェーン・キャンベルは、リラックスして順当に勝ち上がった。WSL / ETHAN SMITH

マルーブラから近いクロヌラに住むシェーン・キャンベルは、リラックスして順当に勝ち上がった。WSL / ETHAN SMITH

Carveのボスと同じくライダーで元CTのステュ・ケネディーに祝福されるシェーン・キャンベル/ WSL / ETHAN SMITH

Carveのボスと同じくライダーで元CTのステュ・ケネディーに祝福されるシェーン・キャンベル/
WSL / ETHAN SMITH

2位となったノーザンビーチ出身のハーレイ・ロスは、優勝こそ逃したものの、まだ若いキャリアで初めてのQSファイナル進出を果たした。
「初めてのファイナル進出に満足しています。波は週を通して自分に合っていました。スモールだけれど形が良く楽しかった。次は来週にハワイで行われるQS3,000に出場しますが、良いスタートを切れて本当にうれしく思います。」とハーレイは話している。

ラウンド5でのハーレイ・ロス/WSL / ETHAN SMITH

ラウンド5でのハーレイ・ロス/WSL / ETHAN SMITH

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