【WJC速報】若きサムライたちが大健闘!

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オーストラリアNSW州カイアマボンボビーチで開催されたJeep World Junior Championshipは、メンズはラウンド4から、ウィメンズはラウンド3からのファイナルまでの13時間にわたる28ヒートが一気に消化された。

ラウンド4では、和井田理央プロ、西優司プロが、今大会トップシードとして注目されていたマテウス・ハーディー(ブラジル)をマンオンマンで破ったエイディン・マセンキャンプ(南アフリカ)を退け、2人でラウンドアップ。

同ラウンドヒート2の安室丈プロは、サンドン・ウィッタカー(オーストラリア)を破ってコディ・ヤング(ハワイ)とともにクォーターファイナルへ。

迎えたクォーターファイナルでは、安室丈プロと和井田理央プロが直接対決となったものの安室丈プロに軍配が上がり、西優司プロは、優勝候補の一人であるハワイのコディ・ヤングと対決。
コディ選手がパドリングインターフェアをおかし、西優司プロがラウンドアップ。

Yuji Nishi /WSL ETHAN SMITH

Yuji Nishi /WSL ETHAN SMITH

セミファイナルでは、安室丈プロと西優司プロとのバンピーコンディションのなかでの直接対決では、ほぼ互角の戦いとなったものの、安室丈プロがファイナルへと進出。

迎えたフィン・マクギル(ハワイ)とのファイナルでは、前人未踏の日本人ワールドジュニアチャンプが期待されたたものの、あと一歩及ばすランナーアップでのフィニッシュとなった。
それでもファイナル進出でQSシリーズのラウンドオブ64からスタートするシード権を獲得した。これは、QS10,000でも2つのタフなラウンドをスキップできることを意味している。
その一方で、ホスト国であるオーストラリア勢が一人もクォーターファイナルに勧めなかったことを、WSLは最もショッキングな出来事に挙げている。

ファイナリストのふぃん・マクギルと安室丈プロ WSL / MATT DUNBAR

ファイナリストのフィン・マクギルと安室丈プロ
WSL / MATT DUNBAR

ウィメンズでは、注目選手の一人であった川合美乃里プロが、セミファイナルでマウイ島出身のサマー・メセドに敗れたものの、3位フィニッシュと大健闘。

Minori Kawai WSL / ETHAN SMITH

Minori Kawai
WSL / ETHAN SMITH

また、敗退したものの、脇田沙良プロが優勝候補の一人であるキラ・ピンカートン(アメリカ)と対戦したラウンド2で、コンビネーションに追いやられた残り3分にグッドとエクセレントをスコアしたデッドヒートも今大会の記憶に残るニュースとして取り上げられている。ヒートリプレイを是非チェックしてみよう!

そして優勝は、初めてのタヒチアンとなるバヒネ・フィエロとなった。

フレンチポリネシア領タヒチから初めての優勝という歴史を作ったバヒネ・フィエロWSL / ETHAN SMITH

フレンチポリネシア領タヒチから初めての優勝という歴史を作ったバヒネ・フィエロWSL / ETHAN SMITH

2018年シーズンも”ライジングサン”と称される日本人たちの活躍に期待!

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