【WJC速報】日本人が上位独占!都筑有夢路プロが優勝!

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CTへの登竜門であるWJCで見事に優勝を果たした都筑プロ/WSL / Matt Dunbar

台湾で開催されたWSLジュニアチャンピオンシップ(WJC)は、Women’sでは都筑有夢路プロが優勝し、脇田紗良プロが3位入賞を果たした。

同じくCTツアー入りが期待されているアメリカのアリサ・スペンサーとのファイナルでは、フロントサイドで7点、バックサイドで6点台を前半のうちにスコア。
対するスペンサーは最後のセクションへのアクションを決められずにそのままセットを食らってかなりの時間をロスし、そのまま都筑プロが逃げ切った。

ファイナルで対戦したアリサ・スペンサー/WSL / Matt Dunbar

ファイナルで対戦したアリサ・スペンサー/WSL / Matt Dunbar

ハイライトになったのは、セミファイナルでのガブリエラ・ブライアン(ハワイ)との対戦だった。
波数が多くかなり大きなセットが押し寄せるヒートであり、終盤まで両者ともにわずかに2本のライドのみで、都筑プロは逆転に必要なポイントが残り2分で8.37ポイントと絶望的な状況だった。
都筑プロは、残り1分40秒で小ぶりながらポテンシャルのあるレフトの波を見つけ、最初のセットアップターンの後、ダブルアップしたクローズアウトセクションに危険なマニューバーと着地も成功させて9.27ポイントをスコア。見事な逆転劇を演じた。

ハワイのガブリエラ・ブライアン/WSL / Matt Dunbar

ハワイのガブリエラ・ブライアン/WSL / Matt Dunbar

一方のMen’sでは、安室丈プロが、優勝したブラジルのルーカス・ビセンチェとの激闘に一歩及ばなかったものの、3位入賞を果たした。

多くのCTサーファーを輩出したWJCで日本人が上位を独占。そして都筑プロは日本人で初めてのWJC優勝となった。
都筑プロのCT入りは、女子の最終戦にかかっているものの、オリンピックイヤーでもある2020年に大きな弾みがついたことは間違いないだろう。

今後アップデートされる公式ページで詳しい映像などをチェックしてみよう!
https://www.worldsurfleague.com/events/2019/wjun/3176/wsl-junior-championships

また、12月1日~7日にかけては、Taiwan Open World Longboard Champsが開催される。
日本からは井上鷹プロ、小山みなみプロ、田岡なつみプロ、吉岡広夏プロが出場する。
https://www.worldsurfleague.com/events/2019/mlt/3174/taiwan-open-world-longboard-champs

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