2017年2月14日(水)パシフィコ横浜で開催されたインタースタイル2017に2016年、日本人として初めてWorld Surf League(WSL)のトップカテゴリーのチャンピオンシップ・ツアーに参戦し、記憶に新しいところでは、2016年12月にハワイ・ノースショアで開催された「パイプマスターズ」で準優勝、2位という偉業を達成した五十嵐カノアプロが来日。
昨年のインタースタイルぶりの来日で、メディア各社からの取材で大忙し、午後にはファンに向けてのサイン会が行われた。
波伝説では彼にインタビューを行った。

1. 普段の一日のルーティーンは?
海に入ってジムに行ってって感じですかね。海に入る前には必ず朝食を食べるけど、食事する時間とかあまりないので運転しながら食事したりとかも多いですよ。ジムは週に3回ぐらいでその時によりますね。波が良ければあまり行かないけど、波がよくなかったりしたら行く感じですね。
トレーニングのメニューはトレーナーさんがいて、サーフィンのトレーニングはちょっと入れるけど、基本的にはサーフィンのトレーニングは海でしているので、ジムの時はジムトレーニングですね。
2. 世界各地を転戦するに辺り、コンディションやモチベーションの調整に特別な方法はある?
周りにいい友達とかいるときはいいモチベーションが保てますね!やはり周りにいい人がいるときは楽しめるのでその時は調子がいいですね!
3. ビックウエーブに向き合う時の心境は? 恐怖心とかはない?
やはりそれはサーファー全員があると思います。怖くないと思うサーファーはいないのではないかな?
小さい波でも怖いと思う人もいると思うし、大きい波が怖いという人もいるし、人それぞれあると思うけど、特にワイメアとかはスケールが違うけど、でかいパイプに入る前には、もし何かあったら……とか、ちょっと考えますね。なるべくリラックスして……それはいつもあるけどそれを乗り越えるのが面白いですからね。

4. CT選手たちビックネームと対戦するときは緊張する?
緊張はあったけどチャンスがあっただけでも本当にうれしかったです。
ビーチでもLIVEでも人がいっぱい見てくれて、このチャンスを手にすることができたという気持ちでいますね、やはり緊張したけどそれはいい緊張でしたね!
5. 逆転のシーンが多いけど必要な時に必要な点を取る秘訣みたいなものはある?
その感覚が好きですね。やはり時間間際になってプレッシャーがかかって、点数が足りなくて時間がなくなってきた・・・その気持ちが『これが大会だ!』って感じでワクワクしますね!そこで点数が出た時は嬉しいですね。それが好きです!

6. ファンな波で使う板はどんなのを使っている?
それは波によるけど、スナッパーの時はDFRが好きで、ベルズの時はT-Lowとかは、ヨーロッパの時はRookieとか、その時、波によりますね。その時にこの板が調子よかったとかその時によって違いますからね。
7. 2020オリンピックに向けた思いとかはある?
オリンピックはスポーツの一番すごい大会なので、サーフィンだけではなく、すべてのスポーツにおいて凄い大会なので、準備して楽しみに待っています。

8. 日本のサーファーに向けてのメッセージをお願いします
いつも日本はあまりいい波がないけどいつもみんな頑張っているのを見ていてとてもすごいと思います。台風シーズンじゃなかったり寒かったり大変だけどみんな頑張って入っててすごいなと思います。カリフォルニアだと寒くなると誰も入らなくなっちゃうから日本人はそれがすごいなと思います!

3月14日からはQUIKSILVER PROゴールドコーストが開幕!五十嵐カノアの2017年の活躍に期待したい!
GO!Kanoa!

