ワッツアップ・サーファーズ?!

Mitsuteru Kamio

Mitsuteru Kamio
日本を代表するサーフィン・フォトグラファー神尾光輝。 さらなる「追求」「探求」「挑戦」を目指した結果、世界レベルの泳力を兼ね備えた、サーフィンウォーター・フォトグラファーである。

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JPSA 2018 NIIJIMA ALL JAPAN PRO … NIIJIMA … HABUSHIURA … Jin Suzuki …

 

ワッツアップ・サーファーズ?!

 

オフィシャル水中撮影で・・・魚眼レンズは必要ない・・・演技する選手に近づけないからね・・・

距離を保って・・・ラインから外れることが・・・マストになる・・・

フリーセッションでは・・・ラインに入ることが・・・マストだから・・・

普段と正反対になり・・・ラインから外れて撮影するのは・・・意外と難しい・・・

サーファーの特徴と波の変化を理解出来ていないと・・・務まらない・・・

人生を左右するコンペティション・・・ヒート・・・邪魔することだけは・・・避けたい・・・

魚眼レンズから・・・80−200ミリ望遠ズームレンズに交換し・・・再びスイムアウト・・・

実践に近い距離感で・・・水中撮影を試みる・・・

ご覧の通り・・・水中に居ても・・・正面に入り過ぎると・・・ランドショットみたいになる・・・

実質的な距離感は・・・5メートル離れ・・・120ミリの距離感のフレーム・・・

ジンのサーフィンを理解しているからこそ・・・フレームアウトせずに収めた一枚・・・

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Jin Suzuki

 

 

 

距離間を考えて・・・ズームを活用して・・・フレーミングを探る・・・

ラインのサイドにポジションできると・・・水中撮影感が出る・・・

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Kai Matsumoto

 

 

 

 

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Kento Takahashi

 

 

 

 

オレが水中撮影で心掛けている・・・もう一つは・・・背景・・・になる・・・

水中撮影のアングルは・・・まさに・・・サーファーの視点・・・不思議なことに・・・

サーファーが撮影するのと・・・サーファーじゃない人が撮影するのとは・・・

異なったイメージの・・・ウォーターショットが生まれる・・・

これも・・・どちらが良い悪いではなく・・・それぞれの感性になる・・・

背景をイメージしながら・・・まずは・・・サーファーのラインを推測する・・・

ピークの多いビーチブレイクでは・・・全てをフィットさせるのは・・・意外と確率が低い・・・

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Takumi Yasui

 

 

 

 

ヒート中に好ましい・・・水中アングルは以下の写真・・・こんな感じ・・・こんな距離間に・・・

100ミリから200ミリまで・・・ズーミングして撮影することが多い・・・

ズーミングした時に心掛けたいのは・・・フレームアウト・・・

寄っているだけあって・・・焦点が狭くなり・・・フレームアウトしやすくなる・・・

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Kaito Hamamura

 

 

 

 

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Kaisa Kawamura

 

 

 

 

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Reika Noro

 

 

 

 

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Shunsuke Wake

 

 

 

 

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Keisuke Nishiguchi

 

 

 

 

th_DSC_9882_01_01Kuga Harada

 

 

 

 

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Kuga Harada

 

 

 

 

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Shotaro Wake

 

 

 

 

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Shiji Nishi

 

 

 

 

ヒート中に避けたいフレームが・・・以下の写真になる・・・

サーファーの正面に入ると・・・視界に入り・・・パフォーマンスの邪魔になる可能性が高い・・・

実際には・・・どうしようもない・・・仕方ない状況の時もある・・・

そういう時は・・・撮影せずに潜り・・・邪魔しないようにしている・・・

しかしながら・・・フリーセッションでは・・・水中撮影ならではのフレームがスコアできる・・・

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th_DSC_9869_01_01Naoto Takanashi

 

 

 

 

th_DSC_9860_01_01Kaisei Adachi

 

 

 

 

th_DSC_9892_01_01 Jin Suzuki

 

 

 

サーフィンを水中撮影する時の・・・極意・・・まずは・・・健康第一・・・

そして・・・的確な状況判断・・・海中は・・・想定外のハプニングがあるからね・・・

そして・・・サーファーや周囲の人々に・・・迷惑をかけないことが・・・前提となる・・・

オレの場合は・・・初めてのポイントや・・・チャレンジーなサイズの時は・・・

必ず・・・そこのエキスパート・・・ローカルとセッションする・・・

誰も泳げないシュチュエーションで・・・一人でスイムアウトする・・・

これが・・・オレの至福の瞬間・・・かな・・・

そのために・・・常にサーフィンして・・・サーファーで居続けること・・・

海を感じ続けていることが・・・必須・・・だと感じている・・・

 

それが・・・オレの・・・サーフィンウォーターフォトグラファースタイル・・・だね・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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