『スンバワで「夢をグライドする」 Vol.5』

☆加藤

☆加藤
会社代表であり、波乗りと海が大好きなサーファーです。子どもたちに安全安心な海を残すことと、島国などへ高精細な気象情報を提供することを残る人生のライフワークにしました。サーフトリップネタが多くなりますがお付き合いいただければ幸いです。よろしくお願いします。

これからお世話になる大原遊君とカメラマンのノブフク君 サンセットタイムのナンガスビーチにて

お世話になる大原遊君とカメラマンのノブフク君 ハッピーアワーのナンガスビーチにて

その他のポイントについて
次にご紹介するのは、ペリースコープの東隣にある『ナンガス』です。

このポイントのビーチはとても美しく、目の前にはALIさんという商売熱心な地元の年配のサーファーが、ピザを中心としたレストランと6部屋だけの宿をやっています。ビーチの上にもテーブルとリラックスできる椅子があり、サンセットを眺めながら定番のピザとBintanBeerを毎日のように堪能していました。

地元サーファーのALIさんが経営するピザ屋さん、美味しいです!!!

ALIさんが経営するピザ屋さん、美味しいです!!!

先の同い年のオージーの方も、昨年はここに泊まっていたそうですが、夜はバイクの音がうるさくAmangatiの方が静かで良く寝れて良いと言ってました。
波はレフトの速い波ですが、選べば切れた波がありロングライドが可能です。ALIさん自身サーファーで、ある夕方に入ったときはダンパーがほとんどだったのですが、ALIさんは切れたショルダーからカッ飛んでロングライドして、1本乗っただけで上がってしまいました。その後は1本も切れた波は入ってこなかったので、永年サーフしている地元のサーファーは波を見極める力は流石ですね。

時が止まるほど美しいサンセット

時が止まるほど美しいサンセット

なお、遊君が建設中のサーフキャプは、ナンガスには歩いて300mくらいのところにありますので、ホームポイントと言っても良いかもしれません。ぜひ、綺麗なサンセットが見れそうなときは、ビーチまでのんびり歩いて行って美しいサンセットとBintanBeerを堪能してください。

さらに東にあるのがレイキーピークで、その東隣に『レイキーパイプ』もあります。

レイキーピークから東に200mくらいの所にあるレイキーパイプ

レイキーピークから東に200mくらいの所にあるレイキーパイプ

その名の通り、掘れてバレルになるレフトオンリーの波で、遠くながらかなり上手いサーファーがカメラマンを伴ってサーフィンしていましたので、おそらくディーン・レイノルズ氏かと思いますが確証はありません。ここはエキスパート向けなのか、サーファーが10人を超えることはありませんでした。

さらに東側に位置するのが『カブルストーン(ライト)』で、Amangatiからバイクで10分くらいのところにあります。すぐ隣にレフトのポイントもありますが、少し掘れるもののライトの方が長く乗れるようでした。

Fun Waveのカブルストーンをサーフチェック

Fun Waveのカブルストーンをサーフチェック

ライトの波質は鎌倉七里ガ浜正面のような比較的優しいトロい波で、アクションやカットバックを入れつつロングライド可能なFun Waveです。私が一番気軽に多くの波に乗れたのは言うまでもありません。

その他にも大きなうねりの時のみサーフできるポイントや、東側の先端の先にもシークレットがあるそうですが、途中からはバイクを降りて歩かねばならないそうです。さらに1時間くらい歩いたところに海岸温泉があるそうですが、満潮時は水が入り過ぎて温かくなく、干潮時はお湯が熱過ぎて入れないそうなので、行くならばミッドタイド前に到着するのが良いそうです。
大体ペリースコープからカブルストーンまで5kmもないような狭い範囲にポイントが集中しているため、現地で借りれる100ccのバイクがあれば苦労なく移動することができます。

また、案内役で奥さまが日本人でガイド(一日20~30万ルピア)をしている地元サーファーのサミヨー氏は、バイクのレンタル(一日5万ドル)やディンギーの手配も可能です。奥さまのアッチャンに連絡を取れば予約可能です。

アッチャンが編集したレイキーピークなどのムービーです。サミヨ氏のガイドやレンタルバイクの予約は、FaceBookで『吉田篤子』さんを検索して連絡を取ってみてください。
下段のYouTubeは、アッチャンが作ったレイキーピークなどのライディングに加えて私たちも少し登場しますので、ご覧ください。



なお、世界的なインフレの影響とガソリン高騰による燃料サーチャージの高騰により、エアーチケットの値段が跳ね上がっています。また、インドネシアの物価も上がっていて、外国人向きのレストランに入ったら、日本よりも高い驚きの支払いになると思います。

クタビーチにあるクタリーフ、エアポートレフトへの送迎のジュクンは往復で5万ルピアですが、エアポートの近くは8万ルピアと高いそうです。ローカルは2年間無収入だったので、応援する意味でもお金を落としてあげたいと感じました。どのローカルも久しぶりの忙しさに、とても喜んでいる様子が伝わってきました。皆さん2年間もよくこらえました。(涙)

なお、ジャカルタ空港内の牛丼の吉野家に入って牛丼大盛を頼んだら約900円でした。日本で大盛は613円です。日本はいつの間にか世界で一番コスパの良い国になったようですね。

それでもローカルが通うナシチャンプル屋さん(唐揚げや野菜炒めなどを選択+ライスの庶民的なお店)では25,000ルピア(約250円)でお腹いっぱい食べられました。外国人向きのお店・商品を選ばなければ、まだまだインドネシアは物価が安いと言えるでしょう。つづく。

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