唐澤予報士のウラナミ『沖縄・スーサイド』

唐澤予報士

唐澤予報士
唐澤予報士:1991年、沖縄でサーフィンを始める。(スノーボードも開始)  1993年、初めてフルマラソンを完走。1999年、気象予報士資格を取得し登録。現在に至り、一児(娘)の父です。

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デジタルカメラが一般の市場に出回るようになって20年くらい経つのでしょうか。今や、フィルムのカメラを目にする機会はほとんど無くなってしまいましたね。遊び感覚でインスタントカメラを使っている方もいるかとは思いますが、スマートフォンや携帯電話も含めて、ほとんどがデジタルカメラ・写真となってしまいましたね。水中でもデジタルカメラが使えるようになり、フィルム交換の必要もないこともあり、サーフィン中のライディングの撮影する機会も増えたのではないでしょうか。

自分がサーフィンを始めたのは1991年。この当時は、デジタルカメラ自体はあったかもしれませんが、一般人はその存在などは知らず、当然目や手にする機会はなかったかと思います。当然ながら、カメラといえばフィルムカメラです。

水中で撮影可能な防水カメラや防水ケース(ハウジング)などは、ダイビング用などであったものの、高価格で、一般レベルでは出回っておらずに手にすることはありませんでした。そんな状況でありがたかったのが「写ルンです」の水中用でした。

「写ルンです」は商品名で、一般名でいうと「レンズ付きフィルム」。そう、あれは、カメラではなく、あくまでもフィルムということで発売されていたのでした。当然ですが、フィルムなので、今のデジカメのように何百・何千枚と撮影することはできずません。10~30枚程度しか撮影できませんでした。連続撮影はできないので、まともに取れているのは10枚のうち1枚程度でした。

そんな20年ほど前に撮影したのがこの写真です。大学4年生の1995年で、場所は沖縄本島最南端のスーサイドポイント。ピンボケしており、夕方に西向きで撮っているのでシルエットとはなっていますが、自分にとっては貴重で思い出の一枚です。そして、この時に、波が良いにも関わらずにカメラを持って写真を撮ってくれた後輩に感謝です!

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