写真は弊社の佐久間プロからお借りしました。最近の吉浜。
神奈川県の湯河原という地にある「吉浜海岸」。
鎌倉~大磯間とは違い、東うねりを拾いやすいのです。要するに由比ガ浜がフラットでも胸~肩くらいはよくあります。
同じ湘南エリアでも色々ですね。
この数週間は、鎌倉~大磯間はかなり厳しい日々が続きました。
チェックに出ても鵠沼海岸でギリギリ▼を付けるような感じで、ほぼフラットが連発。潮が動いても割れないという日が続きました。
そろそろ潮水に浸からないとやばいな~と思っているとき、吉浜海岸で波が立ちました。東海上に遠ざかる低気圧からの東うねりです。鎌倉~大磯はスモールで厳しかったので、吉浜海岸はこの数週間サーフィンをしていなかったであろう方々で大混雑。
混雑を想像できたため、行くかは迷いましたが、行かずして後悔するなら行って後悔というか混雑にがっくりしながら温泉でも入って帰ってくるかと前向きに考えて向かうことにしました。
やっぱり激混していました。隣同士の間隔が狭い!平日なのにみなさんお仕事は何してるの~?と恐らくお互いがお互い思っていたことでもあるかも知れません。
僕の印象はワイドな東うねりが入るときは、切れ目が少ない厚速いつながってしまう印象を受けています。簡単な波ではありません。でも、上級者はレール食い込ませながら早いテイクオフ、スピードをつけてアクション。ロングの鈴木剛プロもうまかったな~。
練習あるのみですね。
そういえば、「湯河原」は僕が小学校5年生の時に99歳で亡くなったひいおじいちゃんが晩年を過ごした場所。40歳で秋田県から鎌倉に移り、鎌倉で65歳まで過ごし、その後は湯河原で長年暮らして、亡くなる数年前には再び治療のため鎌倉の病院に移ってきましたが、湯河原を第二の故郷だとよく言っていました。
湯河原に自分で建てた山間の小さな家は忍者屋敷みたいで、温泉がずっと湧き出ていて、よく妹と電車を乗り継いで遊び行ってたなといつも吉浜に行く度に懐かしく思います。
今でも著名人の別荘が数々あったり、昔から有名な文豪達のゆかりの地であったりと、とても良いところですね。