2019年のスンバ島以来のインドネシアに行ってきました。
やっと行けて感無量!控えめに言っても最高でした!
この4年間、特にプロサーファーやサーファーユーチューバーが投稿するSNSや動画を見て、めちゃくちゃ羨ましいな〜と思って見ていました。
コロナ禍を経て、この4年間で変わったことは円安、世界的な物価高。
今後、海外旅行なんて気楽に行けないだろうな〜なんて気持ちが時間とともに強まり、ここ数年は諦めモードが強くなっていました。
インドネシアでもそのあおりはなかなかでした。
しかし、サーフレジェンド社には、10年勤続特別休暇の取得、および旅行費用補助という激アツ制度があることを忘れていました。
この制度に該当していた私は、念のため家族に相談することに。
まさか同行はないだろう!というのを前提に相談しましたが、みんなが行きたいと口を揃えました(想定外)。
ちなみに、永年勤続表彰は多くの会社であるかと思いますが、弊社の条項には「海外のサーフトリップへ行け!それならお金出すよ!」的が文言が記載されています。
ただし、そうなると一人分は賄えても、それ以外の出費が心配でした。
サクッと家族分の旅費等を検索サイトで調べたところ、現実的ではない値段が!
お〜行くね〜(値段)!と、まあどうせ行かないな〜と普通に過ごしていました。
しかし、サーフトリップ熱にわずかに火がついた私は、暇な時は色々な旅行検索サイトを見ていました。2023年の夏頃の話です。
何度も旅行系の比較サイトを見て迷いました。
選び抜いた航空会社の必要項目を最後まで入力したにも関わらず、「購入ボタン」を押すのを何十回と躊躇しました。宿も然りです。
値段もさることながら、4歳と2歳児の同行、家族で行くと確実に自分のサーフィンする時間が限られるのが懸念材料でした(笑)。
そんな時、ウラナミを読んでいたところ、スタッフのwakaさんがお子さんを連れてバリ島に行ったということを知りました。
早速相談したところ、お子さん達は飛行機でテンションが上がり、隣同士で座りたいと熱望され、親達は後ろの席にいたそうですが、機内食やジュースをこぼしまくりで、てんやわんやで親御さんたちはバリに着く前に疲れ切っていたと(笑)。
軽く想像しただけでウケましたが、万が一、我が家が行けたとしても他人事じゃないな〜と。ただし、wakaさんの子供らは異文化がすごく良い体験で、また行きたいと言っていると。
そりゃ良い話を聞いたな〜と思い、「購入ボタン」を押下する後押しをしてもらいました。
私も両親に連れて行ってもらったグアム・サイパンで異文化の衝撃を受け、その後のワーホリなどへ繋がった記憶が突然蘇りました。
これは大金をはたく価値があると「購入ボタン」を押下する決心をしました。
ただ、やはり躊躇しまくりで、ポチっとしたのは数週間後だったかと思います(笑)。
そこから準備期間が始まりました。
まずは、パスポート。おそらくコロナ禍で海外旅行に行かなくなり、期限切れの人が多いはずですが、我が家も全員分で申請です。いきなり数万円飛びました。
旅が近づくにつれて、エアチケットなどのいつもとは違う購入金額の履歴からかクレカが差し押さえられていたり、家族がインフルエンザに感染したり、パスポートをなかなか取りに行けなかったり…
これで旅に出れるのかと焦りました。
また、渡航VISAが必要になっていていきなり数万円飛んだり…
奥さんと「旅に出る前に破産するね〜」とか冗談混じりに、旅費への不安を隠せない無駄なやりとりがあったりしましたが、何とか旅立ったのでした。
ちなみに、ガルーダ航空で直行したかったのですが、家族で合計するとなかなかの値段がしたので、その差額を他に回そうと、トランジットしながらもtime is moneyを考慮したマレーシア航空のフライトスケジュールを選択。
クアラルンプール空港の外には出てないけど、「あっちの方向がメッカだよ」みたいな矢印を見たり、お祈りルームがあったり、何となくイスラムの文化が空港内にチラホラ。
二カ国に行った気分に浸れました(笑)。
デンパサールの空港では、家族分の持ち込み物の申請をしたり、サーフボードの行方が分からず、なかなか外に出るのに時間がかかり疲れましたが、バリ島の地を踏むことができました。
モアっとした湿気、30℃近い気温、空港の外に出ると香ってくるガラムの匂い。
次回はバリ滞在について書きたいと思います。