義理父の実家がある徳島県の山間の村へ訪れました。
確か台風5号が来ていて、生見ポイントまで割と時間はかからないので気にはなりましたが、サーフィンのことは忘れ山の中です。
波の音は聴こえませんが、鳥のさえずる音と草木の揺れる音がわずかに聴こえます。環境音が全くありません。
「音しなくない?」「音がない!音がない!」と子供らと盛り上がっていると慣れない雰囲気に何か耳が変な感じですが、心地良い時間が流れます。
四国出張の帰りに立ち寄ることがありますが、ここは本当に静かです。
レンタカーの音すら出すのが申し訳ないくらいです。
車窓から見えるポツポツと出てくる民家は、時間が止まっているかのようです。
春先の縁側、昼寝とか気持ち良いんだろうな〜なんて。
ただし、旅の期間は台風と高気圧の吹き出しで日差しと湿度が強烈過ぎました。
数日前にいた北海道とはエライ違いです。
子供に何がしたいか聞いたところ、自然豊かな集落の中にいるのに「海に行きたい」と。
時間はあるし、では一番近い海へということで、田井ノ浜という海水浴場へ向かってみました。調べるとサーフィンができるポイントみたいですね。
砂浜の至近距離を単線の電車が走っていて、「田井ノ浜」という駅があり、青い海と空の中に駅があり絵になっていました。
なお、うねりはあるものの、割れづらさが目立つせいか分厚いショアブレイク気味な感じが強くて、背の低い子供にはインサイドの割れていない箇所へ辿り着くには至難の業でした。
その後、夏休みっぽく親戚のおじさん所有の畑でとれたスイカを食べて、一級河川の支流で川遊びを試みました。透明感が半端ないです。
この時期、川の方が怖いとTVなどで注意喚起が多々あるので、鮎釣りをやる親戚のおじさんが知っている穴場感漂う川の中のプールへ。ここは流れがありませんでした。
冷たかったです。鮎が泳いでいて、人がなかなか入ってこないであろう河原の感じは、いきなり熊や野獣に襲われても誰にも気づかれないような雰囲気です。
川は綺麗なエメラルド色ですが、少し水深がある場所の深いブルーは、吸い込まれそうな少し怖めな雰囲気です。
なお、今回新規で1件お遍路の寺を巡れました。
あと、83ヶ所です。
先は長い。