こんにちは!
湘南エリア波情報リポーターのrikutoです!
湘南では、残暑もだいぶ弱まり、朝晩を中心に秋らしい気温となってきました。
台風18号・19号などの影響もあり、比較的波が続く期間もありましたね!
日の出は遅くなり、日没も早くなり、サーフィンできる時間も少しずつ短くなっています。
限られた時間でサーフィンを楽しむには、”地形の把握”がとても重要です!
さあ、地形が変わった場所はあるのでしょうか?
由比ヶ浜
【先月との比較】
河口付近を中心に地形は安定しています。
【潮回りとの相性】
満潮時:モモ〜腰くらいのサイズがあれば、厚みがあってほど良く切れた波があります。
干潮時:ワイドやダンパー気味な波が目立ってしまい、サイズに関係なく切れ目から速い波が多くなります。
【入るタイミング】
ハイタイド〜ミドルタイドは、割れやすくなり始めて程よく切れた波があります。
潮の上げ込みも、パワーやサイズを持ち直すことがあるのでトレーニングしやすい時間帯になります。
水族館前
【先月との比較】
比較的地形は安定しています。
【潮回りとの相性】
満潮時:切れ目のある波もありますが、腹以上のサイズがないと割れづらさや掴みづらさが目立ちます。
干潮時:切れ目のないワイドやダンパーブレイクが目立ち、滑れる距離が短くなります。
【入るタイミング】
ハイタイド〜ミドルタイドは、割れやすくなり始めて程よく切れた波もあるため、トレーニングしやすい時間帯になります。
鵠沼
【先月との比較】
いくつかサンドバーが残っており、深い場所もありますが、比較的地形は安定しています。
【潮回りとの相性】
満潮時:ヒザ〜モモくらいのサイズでは、割れづらさが目立ちますが、腰くらいのサイズがあればロングを中心に小波のトレーニングはしやすいでしょう。
干潮時:ワイドやダンパーブレイクが目立ち、すぐにつかまってしまう速い波が多くなります。
【入るタイミング】
ハイタイド〜ミドルタイドの時間帯は、程よく切れた波になりやすいでしょう。
潮の上げ込みも、パワーやサイズを持ち直すことがあるのでトレーニングしやすい時間帯となります。
地下道前
【先月との比較】
アウト〜ミドルの地形は深いままで、手前はワイドやダンパーブレイクが目立つ状態のままです。
【潮回りとの相性】
満潮時:胸以上のサイズがないとアウト〜ミドルはなかなか割れないでしょう。インサイド付近は、切れたセクションがありつつもすぐに繋がってしまう波が目立つ状態。
干潮時:腹以上のサイズがあればアウト〜ミドルは割れやすくなるものの、途中で消えてしまいやすく、インサイドはダンパーブレイクがメインとなります。
【入るタイミング】
潮回りによる変化はあまり期待できず、腹〜胸以上のしっかりとしたサイズがある日をチェックするようにしましょう。
辻堂正面
【先月との比較】
全体的に地形は深めな状態です。
【潮回りとの相性】
満潮時:胸以上のサイズがないとアウト〜ミドルはほとんど割れず、インサイドは切れたセクションもありますが、すぐにつながってしまう波が目立ちます。
干潮時:腹以上のサイズがあれば、ミドル付近から割れやすくなるものの、途中で消えてしまいやすく、インサイドはダンパーブレイクがメインとなります。
【入るタイミング】
腰〜腹以上のサイズであれば、潮が低い時間帯が狙い目となります。
ヒザ〜モモくらいの小波の場合は、潮が多いほうが切れた波になりやすいでしょう。
辻堂第2駐車場前
【先月との比較】
全体的に地形の深い状態が続いています。
浄化センター前〜右側には、わずかにサンドバーが残っています。
【潮回りとの相性】
満潮時:胸以上のサイズがないとほとんど割れず、力強いワイドなショアブレイク気味がメインとなります。
干潮時:腰〜腹以上のサイズがあれば、アウトやミドル付近で割れますが、途中で消えやすいブレイクが目立ちます。
【入るタイミング】
潮が大きく引く日時や、腰〜腹以上のサイズがある日をチェックしてみましょう。
チサン
【先月との比較】
やや深めな場所もありますが、比較的地形は安定しています。
【潮回りとの相性】
満潮時:腹以下のサイズでは割れづらさが目立ちますが、腹以上のサイズがあれば切れた形になる波があります。
干潮時:サイズが大きいほどピークがワイドになりやすく、モモ〜腰くらいの小波であれば切れ目も残ります。
【入るタイミング】
サイズに合わせて潮回りを選ぶようにしましょう。
腹以下のサイズでは、ミドルタイド〜ロータイドが狙い目。
腹以上のサイズなら、ハイタイド〜ミドルタイドがおすすめです。
茅ヶ崎パーク
【先月との比較】
比較的地形は安定しています。
【潮回りとの相性】
満潮時:ショルダーの短い切れた波がメインとなり、腹以上のサイズがないと割れづらさが目立ちます。
干潮時:サイズが大きいほど繋がりやすい波が目立ち、腰〜腹くらいのサイズなら切れ目も残るでしょう。
【入るタイミング】
サイズに合わせて潮回りを選ぶようにしましょう。
胸以下のサイズでは、ミドルタイド〜ロータイドが狙い目。
胸以上のサイズなら、ハイタイド〜ミドルタイドがおすすめです。
※サイズアップに伴い、カレントが発生しやすいためご注意ください。
平塚生コン前
【先月との比較】
アウト〜ミドルは深めなままですが、インサイドにはいくつかサンドバーが残り、比較的地形は安定しています。
【潮回りとの相性】
満潮時:胸以上のサイズがないと割れづらさが目立ちますが、ショルダーは張りづらいながらも切れた波もあるでしょう。
干潮時:ワイドや速いブレイクが目立ちます。
【入るタイミング】
サイズに合わせて潮回りを選びましょう。
胸以下のサイズでは、ミドルタイド〜ロータイドが狙い目。
胸以上のサイズなら、ハイタイド〜ミドルタイドがおすすめです。
大磯
【先月との比較】
部分的に深い場所もありますが、インサイドにはいくつかサンドバーが残っています。
【潮回りとの相性】
満潮時:腰以上のサイズがないと割れづらさが目立ちます。
干潮時:割れやすくなりますが、ほとんどがワイドやダンパーブレイクとなります。
【入るタイミング】
割れやすくなり始め、切れたセクションも残るハイタイド〜ミドルタイドに入るのがおすすめです。
まとめ
全体的に地形が大きく変化した場所はありませんでした。
引き続き、潮回りやボード選びを工夫すればトレーニングできる場所や時間帯はあります。
朝晩を中心に気温は低くなってきているので、バイクや自転車で移動される方は身体を冷やさないようにご注意ください。
なお、うねり方向によっては、【潮回りとの相性】は逆転することがあります。
常に最新の情報も参考にしてポイントや時間帯を選ぶようにしましょう。
rikutoのおすすめサーフポイント5選!
1.由比ヶ浜
2.鎌倉高校前
3.鵠沼
4.チサン
5.平塚生コン前
どのポイントも比較的地形は安定しており、サイズがあれば楽しめるコンディションになりやすいです。
潮回りによる変化でコンディションが上向くこともあり、他のポイントよりもポテンシャルはあります。
サーフィンのポイント選びにおいて、地形の変化は非常に重要な要素です。
砂浜やリーフ(岩礁)、さらには川の流入など、自然の力によって地形は日々変化しています。
これにより波の質やブレイクの形状も変わるため、常に最新の地形情報をチェックすることが求められます。
地形を観察し、波との関係を理解することで、より良い波に乗るチャンスを掴むことができるでしょう。