2011年に13歳でJPSA公認プロサーファーとなった橋本恋プロ。
ワールドジュニアのWorld Junior Championship日本代表にも選ばれた実力を持ち、14歳にしてオーストラリアに留学をし、現地ではクイーンズランド州の選抜にも選出されるなど海外でも実績を残し、3年間サーフィンの腕を磨いて帰国。

Telstra Stores Tweed Coast Pro Photo by WSL
現在はNAMINORIJAPANのB指定選手として2020年東京を目指している。
これからのさらなる成長に期待がかかる彼女に波伝説ではインタビューをさせて頂いた。

2020オリンピック競技となりましたが、オリンピックへの想いは?
もちろんオリンピックに出たいという思いはありますが、まだまだもっと自分の実力を上げて、最終的にはサーフィンを始めた時の目標であるCTを目指したいです。
今年の目標は?
今年の目標はQSのランキングを少しでも上げたいと思っています。
オーストラリアでも優勝ができたのでもっと頑張りたいなと思っています。
オーストラリアに留学して自身が変わったと思うポイントは?
留学する前に比べるとスピードがつくようになって、自分のサーフィンが凄く変わったと思いますが、逆にプレッシャーを感じるようになりました。。。
オーストラリアにいったから勝って当たり前でしょ?って思われているなぁ~って思ってしまいます。
ぞれぞれの思い入れのあるポイントはどこですか?
スナッパーが一番好きです。
オーストラリアに留学した時は中学2年だったので、中学高校へと通いながらサーフィンをしていました。
向こうではホストファミリーの中に入れてもらって面倒をみてもらっていました。
父と一番上の兄がサーフィンやダイビングをしたりしていたので、ホストファミリーとは一緒にサーフィンしたり、板の話とか・・・サーフィン談義とかで盛り上がっていましたね。
とっても良い方たちでよかったです。
オーストラリアの時の動画はD-SKEさんが撮ってくれました。
毎回撮ってくれていたのですが、色々面白いのにしようとか考えてくれて撮ってくれました。
その時の動画がこちら
REN HASHIMOTO Surfing film 2015 – 2016 summer in Australia.
FILM & EDIT BY D-SKE
普段どんなトレーニングしている?
日本では実は・・・全然していなくて・・・
留学する前から知り合いの人で、サッカー選手とかの体のメンテナンスをしている方に見てもらったりしていたのですが、トレーニングはオーストラリアベースになっているので今は全然できていないです。
オーストラリアで初めてコーチングを付けたので、今はそれがベースになっていて向こうでは出来ていたけど、今は出来ていない・・・という気持ちがすごくあります。
食生活で気を付けていることはあるか?
オーストラリアに行った時に、最初は日本にいた時みたいに食べていたらすごく太っちゃって・・・向こうは全部プロテインが入っているのを知らなくて・・・・(泣)
なので今はすごく気を付けていますね!
普段のファンウェイブで乗っているときの板は?
2本あるのですけど、短い方は5’2で結構厚めのワイドな板に乗っています。
もう1本は5’4厚みがあって幅を広くしています。
サーフィンにとって自分はスピードが一番大切かなと思っているので、薄い板だと動かしやすいけどスピードが欠けてスプレーが出なかったり・・・抜けれる波も抜けられなかったりしてしまうので、スピード重視にして、さらに板を動かしやすいようにテールを薄くしてもらって回転性を上げるようにしてもらっています。
フィンにはそんなにこだわっていないですが、いつも同じスカーフィニーフィンを使っていて、日本では中山”MATCHI”徳彦さんという四国の方にサポートをしてもらっているので、小さいころから同じフィンを使っています。
なので板とかフィンは波によって変えるとかはしないですね。
クワッドとかも試してみたいと思うけれど、試合で使うならツインにしたいと思うので、できるだけ使わないようにしています。
同じROXYのライダーとして活躍をしているけどプライベートでは一緒に遊んだり、トレーニングしたりするのでしょうか?
普段私は日本にあまりいないので、一緒に遊ぶ人はあまりいないのですが、大村奈央ちゃんとかはオーストラリアに来た時などに一緒に遊んだりしています。
波伝説サーファーにむけてのメッセージを!
サーフィンはすごい楽しいスポーツで、もちろん自然の中でのことなので危険もあるのですが、魅力もたくさんあるのでたくさんの人に観てもらって、やってもらって楽しんでもらいたいですね。

Photo by WSL
AUSで実力をつけた彼女のこれからのレベルアップに期待がかかる。
GO!Ren!!
インタビュー by Wanda