rikutoの湘南地形レポートVol.7〜2025年8月〜

rikuto

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防災士
湘南エリア担当のリポーター
2014年にサーフィンを始めた出不精なAB型のしし座。
台風のうねりよりも、腹胸〜肩サイズの波をツインで走るのが好き。
花や観葉植物も好きで、サーフィンライフと共にボタニカルライフも楽しんでいます。 好きなものは、サーフィンにミスチル、猫。ホームポイントは辻堂周辺。サーフィンに仕事、不器用ながら頑張っていきますので、よろしくお願いします。

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こんにちは!
湘南エリア波情報リポーターのrikutoです!

ここ最近の湘南では、風波でジャンクな状態がメインとなりながら、台風のうねりがしっかりと反応する日もあり、割とコンスタントにサーフィンは楽しめています!

さあ、地形の変化をチェックしていきましょう!


由比ヶ浜


【先月との比較】
河口付近を中心に遠浅の地形が広がり、安定しています。

【潮回りとの相性】
満潮時:割れづらさは目立ちますが、モモ〜腰程度のサイズがあれば、ほど良く切れた波があります。
干潮時:ワイドや薄い波が目立ってしまい、モモ〜腰以上のサイズでも切れ目から速い波が多くなります。

【入るタイミング】
ハイタイド〜ミドルタイドは、割れやすくなり始めて程よく切れた波もあるため、トレーニングしやすい時間帯でしょう。
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水族館前


【先月との比較】
比較的地形は安定しています。

【潮回りとの相性】
満潮時:切れ目もありますが、腹以上のサイズがないと割れづらさが目立ちます。
干潮時:切れ目のないワイドやダンパーブレイクが目立ち、滑れる距離が短くなります。

【入るタイミング】
ハイタイド〜ミドルタイドは、割れやすくなり始めて程よく切れた波もあるため、トレーニングしやすい時間帯でしょう。
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鵠沼


【先月との比較】
海水浴エリア:アウトが深く、手前はワイドなブレイクが目立つ状態。
サーフエリア:白杭〜河口まで、深めな場所もあればミドル付近にはサンドバーもあり、地形はやや良好。

【潮回りとの相性】
満潮時:やや割れづらくなるが、腰以上のサイズがあればサーフエリアでは切れたセクションがあるでしょう。
干潮時:ワイドやダンパーブレイクが目立ち、すぐにつかまってしまう速い波が多くなります。

【入るタイミング】
ハイタイド〜ミドルタイドの時間帯に入るのがオススメです。
程よく切れた波になるため、サーフエリアを中心にトレーニングしやすくなります。
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地下道前


【先月との比較】
アウト〜ミドルの地形は深いままで、インサイドはワイドやダンパーブレイクが目立つ状態です。

【潮回りとの相性】
満潮時:胸以上のサイズがないとアウト〜ミドルはほとんど割れず、インサイドは切れたセクションもありますが、すぐにつながってしまう波が目立ちます。
干潮時:胸以上のサイズがあればアウト〜ミドルは割れやすくなるものの、途中で消えてしまいやすく、インサイドはダンパーブレイクがメインとなります。

【入るタイミング】
潮回りによる変化はあまり期待できず、胸以上のしっかりとしたサイズがある日をチェックするようにしましょう。
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辻堂正面


【先月との比較】
アウト〜ミドルの地形は深いままで、海水浴規制のブイ付近にややサンドバーが形成されています。

【潮回りとの相性】
満潮時:胸以上のサイズがないとアウト〜ミドルはほとんど割れず、インサイドは切れたセクションもありますが、すぐにつながってしまう波が目立ちます。
干潮時:腹以上のサイズがあれば割れやすくなるものの、途中で消えてしまいやすく、インサイドはダンパーブレイクがメインとなります。

【入るタイミング】
基本的には、潮が低い時間帯が狙い目となりますが、腹以上のサイズがないと期待は薄いでしょう。
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辻堂第2駐車場前


【先月との比較】
全体的に地形は深いままで、浄化センター前のサンドバーもほぼ消失した模様。

【潮回りとの相性】
満潮時:胸以上のサイズがないとほとんど割れません。
干潮時:腹以上のサイズがあれば、アウトやミドル付近で割れますが、途中で消えやすいブレイクが目立ちます。

【入るタイミング】
潮が大きく引く日時や、腹以上のサイズがある日にチェックしてみましょう。
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第に


チサン


【先月との比較】
やや深めな地形が続いていますが、比較的安定傾向です。

【潮回りとの相性】
満潮時:腹以下のサイズでは割れづらさが目立ちますが、腹以上のサイズがあれば切れた形になる波があります。
干潮時:サイズが大きいほどワイドなブレイクが目立ち、モモ〜腰くらいの小波であれば切れ目も残ります。

【入るタイミング】
サイズに合わせて潮回りを選ぶようにしましょう。
腹以下のサイズでは、ミドルタイド〜ロータイドが狙い目。
腹以上のサイズなら、ハイタイド〜ミドルタイドがおすすめです。
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茅ヶ崎パーク


【先月との比較】
ショルダーの短いブレイクが目立ちますが、比較的地形は安定しています。

【潮回りとの相性】
満潮時:切れた波がメインとなりますが、胸以上のサイズがないと割れづらさが目立ちます。
干潮時:サイズが大きいほど繋がりやすい波が目立ち、腰〜腹くらいのサイズなら切れ目も残るでしょう。

【入るタイミング】
サイズに合わせて潮回りを選ぶようにしましょう。
胸以下のサイズでは、ミドルタイド〜ロータイドが狙い目。
胸以上のサイズなら、ハイタイド〜ミドルタイドがおすすめです。
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平塚生コン前


【先月との比較】
アウト〜ミドルは深めですが、インサイドにはいくつかサンドバーが残り、比較的地形は安定しています。

【潮回りとの相性】
満潮時:胸以上のサイズがないと割れづらさが目立ちますが、ショルダーは張りづらいながらも切れた波もあるでしょう。
干潮時:ワイドや繋がり気味なブレイクが目立ちます。

【入るタイミング】
サイズに合わせて潮回りを選びましょう。
胸以下のサイズでは、ミドルタイド〜ロータイドが狙い目。
胸以上のサイズなら、ハイタイド〜ミドルタイドがおすすめです。
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大磯


【先月との比較】
インサイドには、いくつかサンドバーが残っていたものの、消失して深くなってしまった模様。

【潮回りとの相性】
満潮時:切れた波にもなりますが、インサイドで消えてしまう波が多く、腹以上のサイズがないと割れづらいでしょう。
干潮時:割れやすくなりますが、ワイドやダンパーブレイクが目立ちやすいです。

【入るタイミング】
サイズにもよりますが、満潮や干潮を避けた潮が動く時間帯に入るのがオススメです。

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まとめ


地形をキープしている場所もあれば、サンドバーが消失してしまった場所もあります。
全体的にポテンシャルはありますが、潮回りをうまく選んだり、ボード選びを工夫してみましょう。
また、夏の季節は気温の上昇に伴いオンショアが吹きやすくなるため、早朝の情報を参考に早い時間帯から入っておくのをオススメします。

サーフィンのポイント選びにおいて、地形の変化は非常に重要な要素です。

砂浜やリーフ(岩礁)、さらには川の流入など、自然の力によって地形は日々変化しています。

これにより波の質やブレイクの形状も変わるため、常に最新の地形情報をチェックすることが求められます。

地形を観察し、波との関係を理解することで、より良い波に乗るチャンスを掴むことができるでしょう。

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