【タイ】薬物や非行に走らせない!「サーフィンスクール」で子供達の居場所を【AD】

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タイ・プーケット島の小さなローカルビーチで活動している「KALIM REEF SURFERS」。

「小さい頃からの飲酒や喫煙、薬物などの犯罪から、子供の未来を守りたい!」と、

サーフィンというスポーツを通し、子供の心の成長をサポートする活動を支援するクラウドファンディングが開始されました。

クラウドファンディングサイト『CAMPFIRE』
https://camp-fire.jp/projects/view/333373

 

以下、クラウドファンディングサイト『CAMPFIRE』の記事より


子供達を非行や薬物から守りたい、、、サーファーの始めた小さな活動

みなさん、はじめまして!このプロジェクトの支援について掲載の機会をいただけること、また私たちの活動に興味を持ってページを見ていただけること、感謝いたします。

私たちは、タイ・プーケット島でKALIM REEF SURFERS(通称KRS)というローカルサーフィンクラブを運営しています。

私たちのホームであるローカルビーチの子供たちの家庭は、決して裕福とは言えません。家族は生活のため日々一生懸命に働き、子供たちはどうしても夜遅くまで家で一人きり。やることもなく、一人で寂しい子供は、仲間を求めて外へ出るようになり、やがて小学生でありながらも、飲酒や喫煙、そして薬物を覚えていきます。

KALIM REEF SURFERSの主要メンバーであるサンティ、ヌイの二人は、幸い犯罪に手を染めることなく大人になりました。しかし、同世代の友達の中にはいまだ刑務所の中にいる人も少なくありません。

サンティとヌイの二人はそんな故郷の状況に心を痛め、サーフィンというスポーツを通して子供との交流、サポートを始めました。
学校前のビーチはリーフポイントのため、多くのローカルサーファーがサーフィンを楽しんでおり、二人にとっても小さい時から馴染みのあるスポーツだからです。

そしてローカルビーチではじめたこの活動は、プーケット全体、そして周りの県への子供達へと輪を広げています。

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ホームのカリムビーチは観光地として有名なパトンビーチの隣にあります。


地域からの暖かい支援とボランティアによるこれまでの活動

2017年に活動をはじめたKRSは、自分たちでサーフィン大会を開催し、大会に参加することを子供達の目標としました。

資金も全くないゼロからのスタートでしたが、ローカル企業や別ビーチのサーフィンクラブからの助けを借り、2017年に初めての大会を小さく開催することができました。
この最初の大会で子供達の毎日の練習の成果が初めて形に。
子供たちのモチベーション、そして同じクラブに仲間がいる、という認識を高める良い経験となりました。

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海の中でお互い助け、支え合う大切なサーフィン仲間たち

2018年からは、子供たちの健全な育成に大きく貢献しているとプーケット県からも活動内容を高く評価され、大会開催時には市役所から備品、テント設備、当日の交通整備や緊急時のための救急車待機などのサポートを得ることができました。

地域の暖かい支援を受け、子供たちの中には全国大会で入賞する実力をつける子も出てきています。

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2020 タイランドサーフィンチャンピオンシップ 2位、4位入賞


地元民のボランティアだけでは運営が限界に、、、活動を続けるためのスクール開講

活動内容を見ていただくと、私たちの運営は地域のサポートを受け、一見問題がないように思われるのではないでしょうか。

しかし私たちは致命的な問題点を抱えています。

まず、主要メンバーを含め、私たちの活動は地域の大人の完全ボランティアによって支えられてきました。
ウェブサイトやSNSの運営、毎日の子供たちへのサーフィンレッスン、そのレッスンに使われるサーフィン用品、プロモーションのための写真や動画の撮影、何もかも全て、ボランティアや現物の寄付によって成り立っています。
現金が必要な場合には、主要メンバーの自費でまかなってきました。

大会開催時には市役所のサポートで出費はかなり抑えられていますが、それでも世界中から受け入れる子供の参加者は参加料・大会ノベルティ・食事を無料で提供していたため、後に残るものがありませんでした。

コロナの状況の今、プーケットの観光産業は完全にストップし、私たちの活動を支えてきてくれた地域の会社や人々も経済的に苦しい状況にあります。
プーケットの観光がストップしてからすでに半年。収入を失った主要メンバーの自費で運営を続ける、というのも無理な状況に追い込まれてきました。

そこで、
私たちは普段の活動資金を継続的に調達するべく、ローカルの子供たち以外を対象にしたサーフィンスクールの運営に動き出しました。

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大会会場設営 自前の機材や車両で手伝いに来てくれる地元民


支援金でサーフィンスクールを開講し、子供達へのサポートを継続的なものに

サーフィンスクールへの開講を目指し、主要メンバーは今年、タイランドサーフィン連盟から正式に審査員資格を受けました。またショートボード、ロングボードのトレーナーとしてのワークショップにも参加し、タイでのサーフィンスクールコーチとして着実にステップアップしています。

プーケット島内、およびプーケット島周辺の他県とのサーフィンクラブとも連携を強め、私たちのホーム以外でのレッスンも可能にしています。(当日の海のコンデション等を考慮し、より安全な場所でレッスンを行うため)

また安全性確保のため、地域のライフガード連盟との協力体制も整いました。

サーフィンスクールの場所は、初心者には難しいリーフポイントであるローカルビーチではなく、プーケットの観光の中心地であるパトンビーチにかまえることができました。
ツーリストポリスの真裏、駐車場やトイレなどの設備あり、ライフガード常駐の最高のロケーションで、スクール開講の準備は整いつつあります。

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パトンビーチのサーフスクール受付場所にて

 

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フォトスポットにもなるよう、子供達も協力して設置しました


サーフィンスクールを始めるための支援資金の使い道

体制は整ったものの、やはり今私たちに足りないものはスクールを始めるための活動資金です。

ご支援いただいた資金をその場しのぎで消費していくのではなく、子供たちを継続的にサポートできるようなクラブのスタイルをしっかり作っていくベースの構築に活用したいと考えています。

■スクールに使用するサーフィン用品の購入:約50万円
初心者用のソフトボードや、特に子供用ボート。リーシュ、ワックスなどの周辺アクセサリー類。ご支援いただいた資金はまずはスクールを開始するためのサーフィン用品の購入にあてることを考えています。

■国内外からのツーリスト向けのレッスンのための、送迎用中古車両購入と改造費:約100万円
交通機関が車のみのプーケット島では、レッスン生をビーチ間送迎するための車両が欠かせません。タイの「ソンテウ」のような中古車両を改造し、子供達の大会遠征にも併用します。

■ツーリスト向けサービス、マーケティング用の機材購入:約50万円
現在タイ国内では大きなサーフィンブームがきていますが、レッスン中の写真撮影が欠かせないサービスの1つです。SNSでスクールをマーケティングするにも、写真や動画をしっかり残していくことが大事だと考えています。

■SUP、カヤックなどサーフィン以外のマリンスポーツ用品の購入:約50万円
プーケットのサーフシーズンは雨季のみと半年に限られているため、オフシーズンの乾季にも収入を確保しなければなりません。SUPやカヤックのレンタルサービスなど、乾季でも楽しめるサービスの提供が必要です。

■CAMPFIRE掲載手数料・決済手数料:約50万円

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サーフレッスンに使用されるソフトボード


KRS主要メンバーのご紹介

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主要メンバーであるヌイとサンティの二人です。子供達のサーフ指導や、サーフィン大会の開催に関してメインで活動しています。
サンティは審査員資格を有し、プーケットや近隣県の大会では審査員として参加することも。
自分の仕事や家族を持ち、サーフィンでも活躍する二人はローカルの子供達にとって憧れの兄貴分です。

 

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パトンビーチのサーフィンスクール場所に常駐してくれるライフガードです。子供達やサーフィンスクールの生徒さんの安全を守ってくれます。

 

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メンバーを代表してKRSについて日本語でご紹介させていただいている、日本人のマイです。
ウェブやSNSアカウントの管理、写真や動画の撮影をお手伝いしています。
大会時にはスポンサー管理や当日の選手受付に駆り出されています。


リターンとサーフスクールのスケジュールについて

リターン関しては、メンバーや日本のサーファーの皆様にも沢山相談させていただきました。

オリジナルグッズの作成やリターン品の送料にあてる費用の捻出自体が難しい現状であること、また、支援した費用がそういった送料等に使われてしまうより現地で子供達のために有効に活用して欲しいとの有り難いお声を活かすため、私たちがプーケットで出来ることをいくつか考案しました。

いつかプーケットにいる仲間に、友達に会いに行こう!そんな気持ちになっていただけたら嬉しく思います。

2020年10月中旬現在 メンバーの私物のボードを使用してスクール開始
クラウドファンディング開始
2020年12月25日 クラウドファンディング終了
2021年1月中旬 SNSを通じて可能なリターン開始
2021年1月30日 支援金の受け取り
2021年2月 サーフィン用品、車両等の購入、準備
現地でのリターンご対応開始
2021年2月中旬 広告用ビデオの制作①
ハイシーズン向けサービスの開始
2021年5月中旬 雨季サーフスクール再開
広告用ビデオの制作②
2021年7月 2021年度サーフィン大会の準備開始
2021年9月 サーフィン大会開催

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最後に

長くなりましたが、ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。

プーケットは観光が主要産業であるため、コロナ前はメンバーの殆どが日本人の観光客の方と関わる仕事をしていました。レベルはバラバラですが、日本語が出来るメンバーも数名います。
タイ、プーケットと距離は遠いですが、プーケットにとって日本は古くから親交のある特別な国だと感じています。

日本の皆さまに私たちの活動を知っていただき、子供達の健全な育成に一緒に関わっていただくことで、またいつか皆さまが訪れるプーケットがより良いものになりますよう、ビーチがさらに美しいものでありますよう、そして私たちと一緒にサーフィンという素晴らしいスポーツを楽しんでいただける機会がありますよう、願っています。

私たちの活動や子供達の様子は、FacebookやInstagramを中心に頻繁に更新しています。
是非様子をチェックしていただければと思います!

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サーフィン前のビーチクリーニング

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


掲載元

クラウドファンディングサイト『CAMPFIRE』

詳しくはhttps://camp-fire.jp/projects/view/333373をご覧ください。

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