miicoのウラナミ『応急手当の重要性』

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生まれも育ちもトーキョーです。 生まれ育った街も好きですが、小さい頃から同じくらい海も好きで、子育ては海の近くでしたいなぁという思いもあり、2020年に家族5人で湘南へ移住してきました。 どんどん成長するこどもたちと、全力で湘南ライフを楽しみたいと思います! よろしくお願いします。

きょうのウラナミ (2)

こんにちは!miicoです。

日中もだいぶ涼しくなり、心地よい季節になってきましたね♪

海に入る人の数も落ち着いてきたので、頑張ってサーフィンの練習したいと思います!


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突然ですが、みなさんは目の前で人が倒れて救急車を呼ばなくては!なんて、そんな経験はありますか?

私は一度、トラックと人がぶつかってしまう瞬間を目の当たりにしたことがあります。
そのときはたくさんの人が駆け寄っていて、私は少し遠目からだったので、とにかく警察を呼ぼうと思い、すぐ近くにあった警察署に自転車で向かったのを覚えています。

生活していると予期せぬ事態に遭遇することがたくさんあります。

そこで先日、藤沢市で行われた「救急フェア2024救命講習」に参加してきました!

講習を受ける前に藤沢市民病院救命救急センターの福島 亮介医師より「応急手当の重要性について」講話がありました。

心肺停止後の生存率は日本が10%前後、欧米は60~70%

グラフ:心停止となってから電気ショックまでの時間と救命率を示したもの(引用元:日本AED財団)

グラフ:心停止となってから電気ショックまでの時間と救命率を示したもの(引用元:日本AED財団)

日本では毎日多くの人が心臓突然死で命を失っています。
心臓が原因で突然心停止となる人は、なんと1年間で約9.1万人。1日に約200人、7分に1人が心臓突然死で亡くなっています。

119番通報をしてから救急車が到着するまでの平均時間は10分ほど。電気ショックが1分遅れるごとに救命率は約10%ずつ低下します。

胸骨圧迫をした場合の救命率は約2倍、AEDを用いた電気ショックが行われた場合は、約7倍の人の命が救えます

グラフ:総務省消防庁:令和5年版救急・救助の現況(引用元:日本AED財団)

グラフ:総務省消防庁:令和5年版救急・救助の現況(引用元:日本AED財団)

突然の心停止から救命するためにできること
①119番通報
②胸骨圧迫(心臓マッサージ)
③AEDによる電気ショック

このうち、119番通報をして救急隊の到着を待っていたのでは約7%の人しか救命できません。
しかし、胸骨圧迫をすることで2倍近く、さらにAEDを用いた電気ショックが行われることで、突然の心停止の約半数の人を救えます。


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お話を聞いた後は、心肺蘇生法の講習を受け、マネキンさんを使用して心臓マッサージとAEDの使い方を実践していきます。

心臓マッサージやAEDの使用方法はなんとなく知ってはいたものの、やってみるとマッサージをする位置や力の入れ具合が難しく、いざそういった場面に遭遇したときに、はたして自分が率先して動けるかなと不安にもなりました。

ただ今回、救命講習に参加してみて、心配停止の場合は特に1分1秒で致死率が変わってくること、救急車が到着するまでの処置がどれだけ大切なのかを知れたので、万が一そういった場面に遭遇した場合は勇気を持って行動しようと思いました。

藤沢市では毎年、救命講習(無料)が開催されているとのことなので、気になった方はぜひ、参加してみてください!

各地の消防署でも無料講習を受けられたり、応急手当WEB講習もあるみたいなので、チェックしてみてくださいね。

ひとりでも多くの人に、応急手当の重要性と方法を知ってもらい、日本の心肺停止後の生存率がアップすることを願っています!


一般市民向け応急手当WEB講座~総務省消防庁~

https://www.fdma.go.jp/relocation/kyukyukikaku/oukyu/

日本AED財団

https://aed-zaidan.jp/knowledge/index.html

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