新型コロナウイルス感染の世界的な拡大のなか、外出自粛が続いている昨今、このウラナミを書いている今(4/19)から、このウラナミが出る時までの間、事態が収束傾向になっていることを願うばかりですね。

こういう時こそ、日常の有り難さということを、まざまざと感じるもの。
「諸行無常」とは、仏教の教えでもあるのはご存知の通り、葬儀の時などになると、ふと思い出し改めて実感することでもある。
今まで海に入ってサーフィンをして、それだけでも大変有り難いことであったはず。

ただ、人は慣れると感謝の気持ちを持つことを忘れがちでもある。どんな恵まれた環境にあっても愚痴しか出ない人もいれば、どんな劣悪な環境にあっても笑顔を絶やさない人もいて、本当に十人十色であり様々なタイプの人がいるのは言うまでもない。
僕は、サーファーというくくりで人を一緒にすることには、やや懐疑的な面を持ち続けているが、海に入っている人は無邪気に楽しむことを知っており、どこかキラキラ感がある気はしてしまうことは否めない。

どんな状況下においても、その環境のなかで面白いことを探し出し、それを楽しむ力が、今後はさらに重要視されるのかもしれない。

誰にも見えない未来に向けて、やはり全員が同じ方向を向くことができれば良いものの、きっと限界はあるはず。
自分にできることを、今は着実にするしかない。
まずは、「STAY HOME.」
そして、どんな時でも、「STAY COOL!」