Saquarema Rio de Janeiro, Brazil . 2019 –
五十嵐カノアの父ツトムが、試合に帯同して父親目線で観たリアルで愛のあるツアーレポート。
2019年ブラジルで行われたCT＜オイ・リオ・プロ＞クォーターファイナルでのフィリペ・トレードとのマンオンマン対決の裏側エピソードをお伝えする。今回はエピソード2。
Text & Photo by TOM IGARASHI | Supported by Namidensetsu
Filipe Toledo vs. Kanoa Igarashi – Quarterfinals, Heat 1 – Oi Rio Pro 2019 #WSL
ずいぶんと話がそれました。
それではそろそろフィリペ（トレド）とのヒートに戻します（笑）このヒートは勝ててたっすねって。プライオリティーを持って待って残り時間「26:00」の波。あと50センチアウトにいたら、完璧にチューブ抜けて当てて当ててエアーで8点。って感じだったと思うんですよね（笑）っで次のプライオリティーをゲットした途端に水平線はぴたっ。止まった。以上って感じ。
まーフィリペとの勝負は熱いね、会場もバリバリにピリピリにな。日本でも奴とのヒート（ファイナル）が志田でやれると思っていたのにね五輪で。奴は選ばれなかったね、残念。まっそんな熱いヒートが早く観れますよーに（笑）早寝早起きして身体にいいもの食べてさ、健康的にこの困難な荒波をみんなで乗り越えて！
必ず良い波は来るから！
ブラジルへ向かう前、自宅にて。
話は戻りますが、ちなみにケリー（ケリー・スレーター）さんはブラジルの空港からホテルまで警備員付き添いのヘリコプター移動です。いやーカノアもなかなか凄い人気でブラジルではレストランにもファンが殺到しちゃうんのでゆっくり外食が出来ない。
ほぼホテル内でのルームサービスですませています。たまに外食を試みますが、サングラスをかけてパーカーのフードを深々とかぶり、レストランに向かう。しかし一緒にスネーク（コーチのジェイク・パターソン）とグリフィン（グリフィン・コラピント）が居るからすぐにバレてレストラン内はパニック状態（笑）
帰りの飛行機にギリギリで飛び込んだ。
などなど。2016年はこのブラジルで「QS6000」優勝して表彰式の後時間が無く、急いで空港に向かうクルマがファンの方々に囲まれてパニック状況でした。
どうにかこうにか切り抜けてギリギリっつーか、かなり遅れて空港に到着。ギリギリでチェックイン。
チェックインカウンターでもカノアー優勝おめでとうー!って感じ。じじじ時間が無いんです！空港内アナウンスで搭乗者の名前が呼ばれてます。カノア、出発時間を過ぎてます。飛行機待ってくれてました。
どうにか乗り込んでら、乗客の方々はすでにシートベルトして離陸の用意。
しかし、パチパチパチ。乗客の方たちから拍手が。待ってたよーみたいな。カノア遅いよー！みたいな声も。知り合いのサーファーが沢山乗っていたから。ギリギリのカノアくん常にバタバタです。
たぶん今日もバタバタしてます（笑）
結局、今回はフィリペとの話は少なくなっちゃいましたが。またネクストエピソードでお話しいたします。
お楽しみにー。
バイチャ！
