・フランスはメインラウンドで唯一無傷のまま、チーム選手権で早々に優位に立つ。
・ケイトリン・シマーズ(アメリカ)とコナー・カラサワ・オレアリー(日本)がリパチャージで巻き返す。
・ケオニ・ラサ(VEN)とジョラリス・カレラス(PUR)の活躍が光った。

スウェルの減少と徐々に強まる貿易風により、2024 ISA World Surfing Games (WSG)の3日目はショートデイとなった。
リパチャージ・ラウンド1は、エル・ピコとラストリアルのツインブレイクで2~3フィートのスウェルの中、男女ともに終了した。
これまでのところ、合計266名のサーファーのうち62名が脱落している。
フランスはメインラウンドに唯一無傷で残ったチームであり、さらに22チームが敗退を免れ、リパチャージに出場するサーファーがいるにもかかわらず、ランキング1位を維持している。
メイン・ラウンド1のヒートでパドルアウトする際にウニで足を痛めた現WSL CT No.2のケイトリン・シマーズ(USA)は、予期せぬ形でそのままリパチャージ・ラウンド1に進出することになった。
1日のリカバリーを挟み、リチャージされたシマーズは、ラストトライアルのレフトでシャープなバックハンド・アタックを炸裂させ、2本目の波で8.17をスコアし、オープニング・ヒートの2ウェイブ・トータルをほぼ倍増させる力強いオープニングを飾った。続いて7.50をスコアした18歳は、今イベントで2番目に高いヒート・トータル15.67を記録した。
同じWSLチャンピオンシップ・ツアー・サーファーのコナー・カラサワ・オレアリー(日本)は、初日は遅いコンディションとチャージするギアロイド・マクデイド(アイルランド)の犠牲になった。
現在のWSLワールドNo.5であるオレアリーは、今日もチャンスを逃さず、アグレッシブなフォアハンドでオープニング・ウェイブで8.67をスコアした。ISA初出場となる日本代表のオレアリーは、自国を誇りに思うためにここにいることを明確にした。
男子の今日最も高いヒート・トータルは、8.17と7.17のヒート・トータル15.34をスコアしたケオニ・ラサ(VEN)だった。彼は、メイン・ラウンド1で、2度のWSLチャンピオンであるフィリペ・トレド(BRA)、オリンピアンのマヌエル・セルマン(CHI)、そしてグレイソン・グラント(SWE)との厳しいコンペティションに直面し、今日のパフォーマンスを喜んでいた。
「最初のラウンドはハードなヒートで、思うようなサーフィンができなかった。」
「波があったとは思うんだけど、あまり良いサーフィンができなかったから、リピーター・ヒートで少しリラックスできて良かったよ。素晴らしいヒートだったから、第2ラウンドもこの調子で行いきます。」
雨の月曜日にもかかわらず、プエルトリカン・コミュニティは大きな声援を送り、チームはその期待を裏切らなかった。リパチャージ・ラウンド1でフィーチャーされた2人のチーム・メンバー、ミア・カルデロン(PUR)とジョラリ・カレラス(PUR)は、共に素晴らしい演技を披露し、カレラスは女子の部でシングルウェイブ・スコアと同じ8.67をマークした。ラストトライアルのレフトでパワフルなフォアハンド・アプローチを披露した25歳の彼女は、ローカルのために大きな勝利を手にしたことに興奮していた。
「あの波を掴んで最高の気分だった」
「人々のエネルギーはとても良い。どこでもそれを感じることができるし、とても感謝している。」
とカレラスは語った。
NAMINORI JAPANは稲葉玲王はラウンド3へアップしたが、それ以外の選手は皆リパチャージへと回ることになったがここからの巻き返しを期待したい。
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