【 2018 UR ISA WORLD SURFING GAMES】日本が金メダルの歴史的快挙!!!

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(総合優勝を果たしたチームジャパン/Sean_Evans)

台風スウェルも重なり、田原市ロングビーチの素晴らしいコンディションのもと開催された2018 UR ISA World Surfing Gamesは、ホスト国である日本が2020年の東京オリンピックに向けて弾みをつける金メダルを初めて手にした。

閉会式で表彰される日本チーム/Ben Reed

閉会式で表彰される日本チーム/Ben Reed

この優勝へと導いた中心選手は、メンズで銀メダルを獲得したカノア五十嵐、4位入賞で銅メダルの村上瞬プロ。ウィメンでファイナルを支配したアメリカ、オーストラリアを押さえて歴史的な優勝を自国で飾った。
2017年の同イベントでは5位の結果を残して記録を更新していた日本チームだが、期間に渡って素晴らしいパフォーマンスを魅せ、オリンピックの開催国となるにあたり、さらなる進化と成長を全世界に知らしめた。

国別ランキングでは、銀メダルにオーストラリア、銅メダルがアメリカ、4位が南アフリカとなった。
オーストラリア主将のサリー・フィッツギボンズは、ウィメンズファイナルにて、2本の9ポイントレンジのスコアするほどのズバ抜けた演技を魅せ、同国に金メダルをもたらした。
フィッツギボンズにとって、この優勝は2008年のポルトガル以来まさに10年ぶりの頂点となった。
「オーストラリアに金メダルを持って帰れるなんて最高です。10年来の仲間たちと対戦することは、私にとって意味のあることなのです。オーストラリア代表として互いにベストを尽くし、ヒートをシェアできたことが何よりも素晴らしかったですね。会場を埋め尽くした日本のファンも本当に素晴らしかったです。彼らは世界でも最高峰のサーフィン・ファンなのでしょうね。
このイベントを通して、多くの世代の女性サーファーにパワーを与えたと思います。オーストラリアも2020年のオリンピックに向けて勢いをつけることができました。誰が代表に選ばれても誇りに思います。」
フィッツギボンズは喜びを表した。

初優勝から10年の月日が経っていたサリー・フィッツ/Ben Reed

初優勝から10年の月日が経っていたサリー・フィッツ/Ben Reed

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