2023年5月12日(金)~5月14日(日)の3日間、千葉・ZOZOマリンスタジアムにて「X Games Chiba 2023」が開催されました。
X Games は世界192ヶ国・5億世帯への映像配信、世界13カ国で累計600万人以上を熱狂させてきた世界最大のアクションスポーツの国際競技会です。

「X Games Chiba 2023」の競技種目は「スケートボード」の男女ストリート、男女パーク、バート。「BMX」のストリート、パーク、フラットランド。そしてフリースタイルモトクロス競技の「Moto X」でアクションスポーツの世界トップクラスのアスリートが、ここ日本に一挙集結した大会となりました。
「X Games Chiba 2023」において「JASA AWARDS NEXT GENERATION2023」の発表があり、サーフィン界からは「渡辺壱孔選手」・「都築虹帆選手」が受賞しました。
授賞式はあいにくの雨となり中止となってしまいましたが、渡邉壱孔選手が来場しました。
渡邉壱孔選手

都築虹帆選手

JASA(JAPAN ACTION SPORTS AWARDS)とは
「JAPAN ACTION SPORTS AWARDS」は、サーフィン、スケートボード、スノーボードといったアクションスポーツの世界で活躍、発展に貢献した、ライダー、個人、団体を表彰するアワードとなっています。
これまでに男子では五十嵐カノアや平野歩夢、堀米雄斗、女子では西村碧莉、村瀬心椛、都筑有夢路といった、世界中に名を馳せるライダーが受賞。世界を舞台に活躍し、アクションスポーツ界を牽引する選手ばかりです。
本アワードは、メジャースポーツのように認知を拡大すること、さらには子供たちが憧れるようなヒーローやスターを世間一般に知ってもらうきっかけを与えるために開催していましたが、皆さんもご存知のように「TOKYO2020」におけるサーフィン、スケートボード競技、「北京2022」におけるスノーボード競技での日本人選手のめざましい活躍により、各種メディアで連日取り上げられ、注目を集めています。そんな現状を踏まえ、今回から、アクションスポーツ界の次世代を担うネクストジェネレーションにスポットライトを当てたものになります。
渡邉壱孔選手のコメント
受賞に対し今はどんな気持ちでしょうか。
率直にうれしい気持ちです。
まさか自分が選ばれるとは思っていなかったので、驚きもありました。
今年の3月にタヒチに合宿に行かれましたが、合宿で得られたものはありましたか。
日本のキャプテンである大野修聖選手やジャパンオープン優勝者の稲葉玲王選手達とタヒチでサーフィンできたことがうれしかったです。
自分よりレベルの高い選手と合宿に行ったことによって技術面だけではなく、人間面も磨く事ができた貴重な機会となりました。
タヒチの波はどうでしたか。
日本の波と比べるとパワーも違うし波の掘れ方も独特でした。
ここで毎日練習できたらきっと上達も早まるんだろうなと感じさせるような波でした。
31回ジュニアオープンサーフィンを振り返ってみてご自身的にどんな大会でしたか?
(2位という結果で)率直に悔しかったです。
狙っていた波が来なかったこともあり、自分の思うようなサーフィンができなかったです。
遠征時サーフボードは何本持っていきますか。
遠征時は8本持っていきます。
エアーだったり掘れた波に当て込むことが多いので余分にサーフボードを持っていっています。
現在使用しているサーフボードはなんですか。
SHARPEYEの77のボードを使用しています。
今シーズンの意気込みを教えてください。
WJC(World Junior Championships)での優勝一択です。
WJCで優勝するとCSに出場する権限を得られるので、優勝に向けて頑張っていきます。
今後の目標について教えてください
2028年のロス五輪の出場、優勝に向けて練習を重ねていきたいと思います。
一般社団法人JASA(JAPAN ACTION SPORTS ASSOCIATION/日本アクションスポーツ連盟)
日本におけるアクションスポーツ(サーフィン、 スケートボーディング、 スノーボーディング等)の普及、 それにともなう文化の向上を図ることを目的に、 メーカー、 小売、 関連する企業が協力して2012年10月に設立した団体。