【波伝説新規登録】LOST presents サーフィンエピソードコンテスト エピソードトークをピックアップ!
2025年7月に開催されたLOST presents サーフィンエピソードコンテストでは、皆さまからたくさんの素敵なエピソードが寄せられました。
出会い、感動、ハプニング、心温まる出来事…。
サーフィンというスポーツには、波に乗るだけではない、人生を彩る瞬間がたくさん詰まっていることを改めて感じさせてくれる内容ばかりでした。
心に残ったエピソードの一部をご紹介!
ミツさん
何度か海で会い挨拶を交わすようになった60代男性との話です。
その日もラインナップで会い、今日もできますね。
など挨拶をした1時間ほど後、ビーチに座り込んでいる姿が見えました。
いつもなら気にもしないのですがその日は何か気になり、すぐに一本乗って駆け寄りました。
おじさん大丈夫?って声をかけた直後に姿を見ると明らかに脳梗塞の症状が出ていました。
本人は少し休んだら大丈夫そう。と言いましたが、「おじさん脳梗塞の症状が出ちゃってるから救急車呼ぶね」とすぐに言い、駐車場に戻り救急車を呼びました。
救急車で運ばれた後は連絡も取りようもなくどうなったのか心配でしたが、半年程経った頃、あの時と同じ海で会えた時にはとても感激したと共に安心しました。
リハビリをがんばったと言う話に感動を覚えました。
海に入る前の水分摂取の重要性を考えさせられた経験でした。
ケン次郎さん
サーフィンをはじめだころはまだ高校生でした。
若さと周りの協力もあり2年ほどでトップで当て込める位になり、自分にとってかけがえのないスポーツとなっていました。
しかしそんなある日、股関節に鋭い痛みが走り歩行も厳しくなってきた為病院に駆け込むと大腿骨骨頭腫瘍と診断されました。
結果17歳で片側大腿骨は人工骨となりサーフィンは絶望的に…術後一年程経ち、周囲の反対を押し切り再チャレンジ。
関節が曲がらない為スタンスはレギュラーからグーフィに代わり、激しい動きは出来ない為板は薄いショートからファンボードへと移行し20年かけてやっとターンやアップスが形になってきました。
とてつもなく長い時間が掛かりましたが、この日々を通して感じたのは諦めず続ければ、「なんとかなる」と言う事です。
こだわり過ぎず出来ない自分を受け入れて続ければ楽しくなる。
壁にぶつかったら「理想の自分」より「最初の自分」を思い出し素直に楽しむ。
きっと良い事あります、頑張りましょう!
ボンバーさん
整備もされていなかったころの新島。
崖を降りて歩いて向かったシークレットからの帰り道。迎えの車が来ない!!
仕方なく、ボードを抱えてウエット姿のまま歩く羽目に。
荒行のように羽伏浦近くまで歩き、さらに進んだ先に、かき氷の店が!これはもう、最高のご褒美でした。携帯電話もない時代、そこから連絡したら「忘れてた」と…。
新島って、やっぱりすごいなあと思った瞬間。
今は道も整備されて、あっという間に着けるらしい。
時代だなーとかき氷を食べている写真を見ると、ふと思い出します。泊まった宿は源太。今はもう、ありません。
木林さん
私のことを20年ぶりに海に戻してくれた息子の完太郎との話です。
私は47歳で完太郎は中学2年生です。私は20年ほど前まではサーフィンをしておりましたが、それ以降サーフィンから遠ざかっておりました。
私の大好きな映画「エンドレス・サマー」を完太郎に観せると、サーフィンをやってみたいと言い出したので、翌日にサーフィンに行きました。
23年前にオーストラリアでオーダーで作った「DARCY」の板を部屋の奥から引っ張り出してきて、完太郎は借り物の板で、その日は天気も良く完太郎と最高の一日を過ごすことができました。
KE1さん
台湾から大好きな日本に転職したものの、仕事、人間関係、文化の違いに戸惑い、心がすり減っていく日々。
そんな時、外房で出会ったサーフィンのコーチのレッスンが、僕にひとすじの光をくれた。
東京から毎週末、波を求めて通ううちに、自然と心が整っていった。そして僕は決めた。都会の暮らしを離れ、一宮に住もうと。
今も通勤は大変だけど、海がそばにある生活は何にも代えがたい。
嫌なことがあっても、ボードを持って海に向かえば、不思議と全部が消えていく。
海に出会わなければ、今の僕はいない。
この場所、この波、この出会い??すべての奇跡に、ありがとう。
あなたのエピソードも、いつか記事に…?
いかがでしたでしょうか?
波に乗るたび、風を感じるたび、きっと誰もが心に残るエピソードを持っているはず。
今回のコンテストを通じて、そんな一つひとつの体験が「誰かの共感」や「新たな出会い」につながることを改めて実感しました。
次回のキャンペーン開催時には、ぜひあなたの“サーフィンエピソード”も聞かせてください!
波伝説では、皆様のリアルな声をお待ちしています。
それでは、次のうねりでまたお会いしましょう