本日7月18日月曜日は海の日ということで海での安全対策の確認をお願いします。
セルフレスキュー「自分の身を自分で守るために」
海に入る時には、まず「自分の身を自分で守る」ことが必要です。
まずは海で泳ぐ時に注意しなければいけないことから考えましょう。
もちろん、サーフィンなどのマリンスポーツをする時にも必要なことです。
海に入る前に、波のコンディションをよく観察しましょう
波の崩れ方やパワーなど、どんな波なのか、特に自分のスキルに見合った波なのかを判断しましょう。
風向きや強さ、潮の流れ(カレント)などもよく観察しましょう
風は今後どうなるのか、よく把握しておきましょう。また、カレントには特に注意が必要です。
危険な場所、物はどこにあるか、確実に把握しましょう
テトラポットや岩場、船舶やもちろん他のサーファーにも注意を払う必要があります。
食後や睡眠不足のときは、しっかり休養をとってから海に入りましょう
特に睡眠不足のときは、足がつったりなど思わぬ事態から事故につながります。
ビールやお酒を飲んで海に入るのは自殺行為です。絶対にやめましょう
もっとも事故につながる要因です。アルコールを飲んだ時は、車の運転と同じ「飲んだら乗るな!」です。
海の状況は時間ごとに変化します。つねに感じながら波乗りをしましょう
潮の干満や、うねりの高さ、風の強さによってコンディションが大きく変わります。
海の中では、常に自分のポジションを確認しましょう
いつのまにか沖に流されていたり、ライディングの邪魔をして接触トラブルを起こさないか、自分のポジションに注意しましょう。
炎天下の海岸では、水分をしっかりとりましょう
水中でも汗はかきます。脱水症はけいれんなどを起こしたりして、思わぬ事故につながります。
日焼けのしすぎには十分注意しましょう
日焼けはひどいとやけどになります。また、思っている以上に疲労につながります。日焼け対策はこまめに。
潮流や風に流されて沖で戻れなくなったり足がつった時には、すぐに助けを呼びましょう
「118」番へ電話をすると、海上保安庁につながります。「海の『もしも』は118番」です。
◇レスキュー◇ 「いざという時のために」
泳がないで助ける方法
水辺の事故で多いのは、助けに向かった人もおぼれてしまう二重事故です。まずは水の中に入らないでもできることを考えましょう。
周囲に何か浮くものか、つかまれる物があるか探してみる
→サーフボード、うきわ、ペットボトル、ロープ、釣りざおなど
水の中に入らずに、何かつかまる物を、手渡すか投げてみる
サーフボードを使って助ける方法
ボディーボード、ショートボード
要救助者をボードに乗せしっかりとつかまらせ、自分は泳いで引っ張る。できれば一緒にパドルやバタ足をさせる。
ロングボード
要救助者を前に乗せ、自分は重なるようにして後に乗る。
※注意事項
・まずは声をかけて落ちつかせる。
・確保する時は、必ず要救助者と自分の間にボードを置き、先にボードにつかまらせてから確保する。
・波の乗る時は、後から抱きかかえるようにする。場合によっては板を横に向けて乗る。
・ロングボードなどに乗せる時は、板をひっくり返すと乗せやすい。
◇心肺蘇生法◇ 「命を救うために」
必ず知っておきたい「心肺蘇生(そせい)法」
おぼれている人を助けたあと、もし意識がなかったら、あなたは何ができますか。家族や友人が倒れたときあなたには何ができますか。大切な人の命を守るのはあなたです。



