「波乗りジャパン」(サーフィン日本代表選手)を決定する、日本一のサーフィンの祭典「第3回 ジャパンオープンオブサーフィンが2022年3月30日(水)に静波サーフスタジアムにて開催された。
決勝戦は女子は都筑有夢路と松田詩野。男子は村上舜と大原洋人との対戦になり、都筑有夢路と村上舜が優勝。
2名は今年の「ISAワールドサーフィンゲームス」へ波乗りジャパンとして出場する。
静波サーフスタジアムで行われる初めての公式戦で、従来の大会とは異なった形式で、大会はラウンド1(18名)、ラウンド2(8名)、セミファイナル(4名)、ファイナル(2名)の計4ラウンドで行われ、各ラウンドでのレフト・ライトの波をメイクし、得点上位2本が採用され得点上位者がラウンドアップとなる。
ラウンド1は中級の波となりレフト・ライトマニューバーのセクションのみ。
ラウンド2よりレフト・ライトそれぞれマニューバーのセクションとエアーのセクションとなる。
決勝はそれぞれ2本ずつのマニューバーとエアーをライディングする。
強化合宿と先日千葉の志田下で開催されたQS1000 アジアオープンから選抜された男女18名が参加。
女子決勝では都筑有夢路が優勝!
男子決勝では村上舜が逆転で優勝!
1位 村上舜
ファイナル1本目のエアーは成功したかのように見えたが、インコンプリートとなり得点が伸びず、2本目のエアーでしっかりと決め逆転優勝となった。
ファイナルのエアーラスト1本で足首を負傷した村上舜。
治療のため表彰式は欠席となった。
今後のチャレンジャーシリーズやISAへの出場に影響がなければよいが、容態が心配である。
→3月31日大会実行委員会より村上舜からのコメントが発表された。
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皆様、ご心配頂きありがとうございました。
無事、検査が終わり、幸いにも手術の必要は無く、踵の骨折との診断結果でした。全治2,3ヶ月ほどだそうです。
エアーの際に体勢を誤り、怪我に繋がってしまいました。
しかし、WCTに入る為のチャレンジャーシリーズに向け、前を向いて努力し、今はやれる事をやり、準備していこうと思います。
第3回ジャパンオープン優勝する事ができ、とても嬉しく思います!ありがとうございました。
また、今回の大会優勝者はISAへの出場権を獲得したが、気になる残り2人の出場者に関しては大会会場が正式に決まり次第次第発表されるとのこと。
1枠はWSLの2021年のワールドランキングから。
残りの1枠は強化部推薦として過去国際大会の実績から選ばれる。
引き続き日本人選手の活躍が楽しみである。