【WSLニュース】Patagoniaドキュメンタリー「Fishpeople」を今見るべき4つの理由

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4月27日WSLニュースより
JAKE HOWARD

サーファーは、海の持つ多様性をよく理解している。
それには人生を劇的に変えるパワーがある。
そして、これがキース・マロイによって制作された”Fishpeople”の最大のテーマである。
PatagoniaのYouTubeチャンネルで公開されており、海についてより良く学ぶことができるだろう。

デイブ・ラスタビッチ、キミ・ワーナー、マタヒ・ドロレットらが、どのように海と関わっているかに密着したドキュメンタリー映像である。

映像の後半に登場するサンフランシスコの”City Surf Project”を設立したエディ・ドネラン氏はこのように話す。
「母なる海は、あらゆる喜びを分かち合うことができます」

彼のグループは、問題を抱える子どもたちを助けるためにサーフィンを経験させている。

ドネラン氏が子どもたちに伝えているメッセージは、タヒチのドロレットのが子どもの頃に教えられたこととそう変わりはない。
「祖父や父は、海では謙虚にいなさいといつも言っていました。まずは自然と海に敬意を示すことだと教えられました」

「海は新たな道を教えてくれる」フォトグラファーのレイ・コリンズの言葉である。
オーストラリアの採掘作業で大怪我をした彼は、リハビリの一貫でカメラを手にとった。
人生は何が起こるかわからないものだ。以来、彼は鉱山から海へと仕事の場所を変え、今では世界的に有名なフォトグラファーとなった。
「一枚の写真は、たくさんの要素から生まれています。天気図、風、潮、太陽がどこから昇ってくるかなど。私は一枚の写真に対し、6週間かけて綿密に準備することがあります。」

冒頭に登場するキミ・ワーナーが話すように、海が心地良いと思うと、物事の捉え方が変わっていく。
「私が持つ自信や勇気を示せば、サメであろうと私がどのような動物であるかを示すことができるのです。」

日本語字幕はないが、サーファーだけでなく、どんな人たちがどのように海と関わっているかを見ることができる。
是非、映像を観てみよう!

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