ファイナルデイを迎えたFlorida Proは、Women’sではキャロライン・マークス、Men’sではノア・シュワイザーという地元フロリダの2名がそれぞれ優勝した。
メルボルンビーチで生まれ育ったマークスは昨年に次ぐ優勝でQS3,000ポイントを獲得し、幸先の良いシーズンのスタートを切った。
ニュースムーナビーチ出身のシュワイザーは、初めてのQS優勝で1,500ポイントを獲得した。

マークスは地元として2年連続優勝に値する演技を魅せた。/WSL / John Ferguson
16歳の天才は、ファイナルにて2018年ジュニアチャンプのキラ・ピンカートン(サンクレメンテCA)と対戦。
波数の少ないヒートにて、見事な波選びを魅せ、Women’sのハイエストとなる8.83のエクセレントスコアを記録した。
勝利を見据えた彼女の目は、着実に結果を残し、QSランキングの先頭に立った。

彼女を象徴づけるバックハンドアタックは、今後も脅威となるだろう。/WSL / JOHN W.FERGUSON
「地元の応援してくれたみんなに喜んでもらえて本当にうれしいです。彼らは私が負けていたとしても暖かく見守ってくれます。とても幸せで自信を持てました。このビーチのファーストピークから波に乗れたことに感謝しています。今まででベストと言っていいくらいの波でした。ファイナルまでのヒートでは、序盤に良いスコアを出してリズムをつかんでいました。キラのサーフィンはズバ抜けています。彼女の方が大きいセットに乗りましたが、運良く私に8ポイントがつきました。
また他の大きなイベントでも勝ちたいですが、今回も地元に戻る機会を与えてくれて本当に嬉しかったです。ここに来るまでは、リンコンやベンチュラでたくさんの練習を積んできました。今のボードはサーフランチでも使用したもので、マジックボードでもあります。これをスナッパーにも持っていく予定です。これまでエアーや違うマニューバーなどあらゆることに取り組んできました。今年は、とてもおもしろい1年になると思っています。」(キャロライン・マークス)
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