(ラウンド5で惜しくも敗退したカノア五十嵐/WSL / TOM BENNETT)
オーストラリアNSW州ニューキャッスル・ミアウェザービーチで開催中のMen’sQS6,000QS6000Burton Automotive ProとWomen’sQS6000Grandstand Sports Clinic Women’s Pro。
男女ともにラウンド5が消化され、クォーターファイナルの8名がそれぞれ出揃った。
「ヒートオブザデイ」として地元ファンの注目を集めたカノア五十嵐(日本)VSマイキー・ライト(オーストラリア)。
カノア五十嵐は、8ポイントを越えるスコアで先制パンチを繰り出したものの、マイキー・ライトもパワフルなリップですぐさま8ポイント台をスコア。
バックアップの戦いとなったものの、カノア五十嵐はニードスコアの6.5を見つけることができずに悔しい敗退となった。
「僕は、ただヒートをこなしただけです。」マイキーは、とてもクールな態度でヒート後のインタビューを受けた。
「誰と対戦しようとも、自分のサーフィンをしています。きょうは少し難しいコンディションでしたが、2本の波を見つけることができました。あしたは波が上がりそうなのでとても楽しみですが、どんな波でも誰が相手でも自分のやるべきことをやるのみです。」

ラウンド5でのマイキー・ライト/WSL / TOM BENNETT
稲葉玲王プロは、持ち前のきれいなフローサーフィンで、エイバン・ガイゼルマン(アメリカ)とのグーフィーフッター同士の対決でほぼ互角に渡り合ったものの、こちらもバックアップが見つけられずガイゼルマンに軍配が上がった。

ラウンド5でのエイバン・ガイぜルマン/WSL / TOM BENNETT
メンズでは、マイキー・ライトの他に、イーサン・ユーイング、デイビー・キャッスルズ、ステュ・ケネディが、ウィメンズではタイラー・ライト、ホリー・ウォウン、ディミティ・ストイル、フィリパ・アンダーソンと地元オーストラリア勢が半分を占めている。
あすのファイナルデイは、日本時間の午前5時30分ごろにファーストコール予定。
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