沸騰したお湯をブーツに注いで自分の足の型にフィットさせるという今までかつてなかった発想で、話題も沸騰中の「SOLITEブーツ」。

私の周りのサーファーやサーフショップのオーナーさんも以前から猛烈プッシュをされていたので、とても気になっていたのですが、今回モニターをつとめさせてもらうことになりました。

寒い日本海において割と早い時期からブーツを履くため、個人的にはブーツへの苦手意識はありませんでした。さらに言いますと、ブーツを履いた方がグリップが上がったり、ポイントまでの長い距離を歩けたり、たまに岩の上を歩いたり、またはそこから海へエントリーしたりと、怪我を防止するために重宝していました。

ただし、使用頻度が高いため、着脱の際に破けたり、足先が冷えるのが早くなったりしていました。

「SOLITEブーツ」を履いてみて思ったことは、ソールの部分が硬くて足の甲のところまで囲っているため、今まで使用してきたブーツよりも着脱がしやすく頑丈な印象です。
初めて使った日は、思っていたよりも違和感があり、海の中で靴を履いているような感覚でした。
本当に自分の足にフィットしているのかとも思いましたが、その不安とは裏腹に、ボードコントロールもしやすく、サーフィンも絶好調でした。

この日はキャップを被るほどの寒いコンディションでしたが、足が冷えることはなくとても快適でした。

専用のソックスを履くことでなおさら保温性が上がります。

また、最初はフィットしている感があまりなかったので、もう一度熱湯で形を整えると、今度はぴったりと足の形になりました。この作業は何度でも繰り返すことができるそうなので、その点も魅力的でした。

もちろんこのブーツは、熱湯を注いで自分の足の形にすることにスポットライトが当たっていますが、何よりもブーツのデザインや形状が理にかなっていて、開発者の長年の苦労と研究を重ねた至高の一品だと感じました。

この日は少し暖かかったですが、ブーツがしっかりと足にフィットしてくれて良い波に乗ることができました。

皆さまもお近くのサーフショップなどで是非手にとって試してもらいたいです。

「SOLITEブーツ」の詳細
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吉川共久プロによるショートクリップ