Yuka Nishimura @Padang Padang

NOBU FUKU

NOBU FUKU
静岡県出身 サーファー&プロカメラマン 最高の波を求め1994年にインドネシアのバリ島へ移住、バリ島をベースにインドネシア各地で波乗り&撮影活動する。旅する波乗り写真家 Instagram : https://instagram.com/nobufukuphotography/

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西村優花  (Yuka Nishimura)

1988年3月生まれ。9歳ボディボードを始め、15歳全日本サーフィン選手権優勝、アマチュア日本一に。翌年プロ転向、プロツアー初戦で優勝し、史上最年少グランドチャンピオンに輝く。 2023年、JPBAツアーで再びグランドチャンピオンを獲得。World Tourにも本格参戦。 自身のブランド「Berri swimwear」では、廃棄漁網やリサイクル素材を活用したサステナブルなビキニを展開し、海洋環境への配慮とファッションの楽しさを発信。競技と両立しながら、未来の海を守る活動にも挑み続けている。

 

 

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今回バリに来たのは、 海外戦に向けたボディボード練習トレーニング、 そして、自分自身がプロデュースするビキニブランドBerri swimwear」の制作に取り組むために来ました。 選手としての挑戦も、Berriものづくりも どちらにも全力で向き合いたい──そんな想いを胸に、この地を選びました。

 

 

[DAY1 @padang padang]

 

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[DAY2 @padang padang]

 

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[DAY3 @padang padang]

 

心が震えた日The Dayに挑んだ私の記録
今日は、頑張りどきだった。 海で出会ったみんなも口を揃えて言っていた。 「月曜がThe Dayだ」って。 海に着くと、もう明らかに違った。 初日に入ったときの、3倍の波のサイズ。 波が割れる位置待つ場所、そして人の多さ。 すべてが、変わっていた。 不安ワクワク、入り混じった沖へ 何を考えていいのかもわからず、 セットを見ては、波を確認する。 長く続く波の中で、 浅い棚で割れるバレルを狙ってプルインしていくみんなの姿は、まさに勇者たちだった。

本当にすごかった 「自分もあの波に乗れたら、どう映るのかな。そしてどんな景色が見えるんだろう」 そう思いながら、深呼吸して沖へ向かった。 真正面から当たってくる夕日がまぶしくて。 来るかもしれないセットの波を想像して、 いいイメージだけを、心に描き続けた。

1本のボードで、最強の自分に。 不安だらけでも、 1本のボードで私は強くなれる気がした。 漕ぎ出しは順調。 スピードも、安定感も完璧だった。 でも、1本目。 前乗りされそうになって、静かに引いた。 あのとき、 「引かずに行かなきゃ」と思った人も、きっといたかもしれない。 でも、あの瞬間の私には、まだ心の準備ができていなかったんだと思う。 失敗のあと、また挑む。 心を整えて迎えた2本目。 けれど、きれいなバレルにはならず、 海底に叩きつけられてしまった。 左の腰骨を強打。 ハイラインを意識しすぎて、リップに叩きつけられて真っ逆さま。 2本続けての失敗。 心が折れそうになった。 それでも 「どんな想いも、必ずいい結果に繋がる」と信じた。

奇跡の3本目。 そして、3本目。 今日一番、いや、旅の中で一番のセットが目の前に現れた。 一人乗ろうとしていた人が、 なんと、私にその波を譲ってくれた。 ありえない奇跡に、胸がいっぱいになった。 背中を押されながら、笑顔で全力パドル! 走り出しもスムーズ。 描きたかったライン通りにプルイン。

 

 

目の前に広がった景色は 大きくて、クリーンで、美しすぎる世界だった。 

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のぶ
さんも叫んでくれた。 「これだよ、これ!これを撮りに来たんだよ!

心が震えた。本当に。
毎日、体も心もボロボロになりながら海に向き合っていたけれど、 この一本ですべてがクリアになった。

その後、さらにもう一本、最高の波に乗れた。 待つ位置、来る波、周りの人、波のシェイプ、私の心、 すべてが完璧だった。

こんな素晴らしい時間をくれたすべてに、 感謝しかない。

 

 

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この旅を支えてくださったスポンサー様、 いつも応援してくれる方々家族、そしてのぶさん。

海外で勝ちたくて、日本の試合をキャンセルしてここに来た私を、 どんなときも背中を押してくれて、 最高の瞬間を残してくれた。 本当に、本当に、ありがとうございました

 

 

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言葉では表しきれないほどの、究極の時間でした。

 

Text : Yuka Nishimura https://www.instagram.com/yuka.bb31/

Photography : Nobu Fuku

 

 

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この時期にパダンパダンバレルショットをメイクすることが如何に難しいかを知っている僕は、Yukaさんのパダンパダンチャージは初めてなので、波に慣れるためTHE DAYの2日前から3日間フォトセッションを行うことにした。
パダンパダン初日から彼女の沖での振る舞い波を待つ姿勢波を見極める目が素晴らしいと感じた。流石ワールドツアー世界一を目指すだけのことはある。
バレルのスキルをアップさせるためにはバレルで練習するしかない。
Yukaさんのワールドチャンピオンを目指す強い気持ち自分が今何をするべきか明確に考えて行動する彼女に感銘を受けた。

ありがとうございます。
NOBU FUKU

 

 

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