
2026年11月6日(金)から15日(日)にかけて、ペルーのプンタ・ロカスを舞台に「2026 ISA World Surfing Games」が開催されます。
世界各国のトップサーファーが集結するISA World Surfing Gamesですが、今年は例年以上に重要な意味を持つ大会となります。
その理由は、2028年ロサンゼルスオリンピック(LA28)の出場枠がかかっていること。
先日、愛知県田原市・伊良湖ロングビーチで開催されたアジア競技大会では、五十嵐カノア選手と池田美来選手が男女ともに優勝し、日本のサーフィン界に大きな興奮をもたらしました。
そして今度は世界を舞台に、オリンピックへの道をかけた戦いが始まります。
2026 ISA World Surfing Games 大会概要
大会名:2026 ISA World Surfing Games
開催期間:2026年11月6日(金)~15日(日)
開催国:ペルー
開催地:プンタ・ロカス/エル・ボスケ
開会式:11月6日(金)
競技開始:11月7日(土)
最終日:11月15日(日)
今回はプンタ・ロカスとエル・ボスケの2会場でヒートが同時進行する予定となっています。
また、WSLチャンピオンシップツアー(CT)に参戦する選手については、ラウンド3から出場できる制度が導入されます。
世界最高峰のCTサーファーと各国の代表選手たちが、オリンピックへの道をかけて戦います。
2026年大会は国別チーム成績が重要!
今回のISA World Surfing Gamesで大きな注目となるのが、男女それぞれの国別チームランキング1位に与えられるオリンピック出場枠です。
2026年大会では、男子・女子それぞれの国別チームランキングで最上位となった国が、LA28の出場枠を1つ獲得します。
この枠は個人ではなく、国・地域のオリンピック委員会(NOC)に与えられ、実際に出場する選手は所定の手続きに従って選考されます。
つまり、個人の順位だけでなく、チーム全体としていかに上位に入ることができるかが重要になります。
日本代表「NAMINORI JAPAN」にとっても、チーム一丸となった戦いが求められます。
LA28サーフィン競技の出場資格制度とは?
2028年ロサンゼルスオリンピックのサーフィン競技には、男女各24名、合計48名が出場します。
原則として、1つの国・地域から出場できるのは男女それぞれ最大2名まで。
ただし、2026年・2027年のISA World Surfing Gamesでチーム出場枠を獲得した場合、例外的に男女それぞれ3人目の出場枠を得られる可能性があります。
オリンピック出場資格は、主に以下の大会を通じて決定されます。
① 2028 WSL Championship Tour
男女それぞれ上位8名が出場資格を獲得します。
対象期間は2027年8月15日から2028年6月15日まで。
各国・地域から最大1名という制限があります。
② 2028 ISA World Surfing Games
男女それぞれ上位7名が出場資格を獲得します。
こちらも各国・地域から最大1名となります。
③ 大陸別大会の出場枠
各地域に割り当てられた出場枠として、以下の大会が対象となります。
- 【2026年アジア競技大会】男女各1枠
男子:五十嵐カノア/女子:池田美来が優勝し、条件付きでLA28オリンピック出場枠の獲得対象に。
【2027年パンアメリカン競技大会】男女各1枠
【2027年ヨーロッパサーフィン選手権】男女各1枠
【2027年ISA World Surfing Games】アフリカ男女各1枠、オセアニア男女各1枠(大会総合25位以内が条件)
④ 2026年・2027年ISA World Surfing Games
各大会の男女それぞれの国別チームランキング1位に、1枠ずつ与えられます。
今回の2026年大会で日本代表が目指す重要な出場枠です。
⑤ 開催国・ユニバーサリティ枠
開催国アメリカには、他の選考経路で出場枠を獲得していない場合、男女各1枠が保証されます。
また、一定の条件を満たす国・地域を対象としたユニバーサリティ枠も男女各1枠設けられます。対象選手は2027年または2028年のISA World Surfing Gamesで総合40位以内に入る必要があります。
なお、各選考経路には優先順位や重複獲得時の再配分規定があります。上記の順位に入れば必ず出場が確定するというものではなく、国別の上限や資格要件を満たす必要があります。
2026 ISA World Surfing Games 日本代表選手
今回の大会に出場する日本代表「NAMINORI JAPAN」のメンバーは、男子3名、女子3名の計6名です。
【男子代表】
五十嵐カノア
コナー・カラサワ・オレアリー
大原洋人
【女子代表】
中塩佳那
松岡亜音
松野杏莉
男子は世界最高峰のWSLチャンピオンシップツアー(CT)で戦う五十嵐カノア、コナー・カラサワ・オレアリーに加え、東京オリンピック日本代表の大原洋人が出場。
女子は中塩佳那、松岡亜音、松野杏莉の3選手が日本代表として世界の強豪に挑みます。
LA28オリンピックの国別チーム出場枠獲得へ向け、男女ともに非常に重要な大会となります。
個人の上位進出はもちろん、チーム全体でどこまで順位を伸ばせるのか。
NAMINORI JAPANの戦いに注目です。
NAMINORI JAPANのチーム力に期待!
今回のWorld Surfing Gamesでは、個々の選手の活躍はもちろん、チームとしての総合力が試されます。
オリンピック出場枠獲得に向け、重要になるのは一人ひとりが勝ち上がり、チーム全体で上位を目指すこと。
個人タイトルだけでなく、国を代表して戦うISA大会ならではの面白さがそこにあります。
2026年アジア競技大会での日本代表の活躍に続き、世界の舞台でもNAMINORI JAPANがどのような戦いを見せてくれるのか。
そして、2028年ロサンゼルスオリンピックへ向け、どの国が貴重なチーム出場枠を手にするのでしょうか。
11月6日に開幕する2026 ISA World Surfing Games。
日本代表の活躍に期待し、熱い声援を送りましょう!
