Sunrise @ Teahupoo Tahiti French Polynesia
連載・Five Weeks in Tahiti vol-6 は日本を代表する屈強なメンズ編です。
NSAタヒチ強化合宿に参加したメンズプロは、
第1週目にイナバレオ、ワキタタイチ、
第2週目には引き続き居残ったレオと2週目途中から参加してきたカミヤマキアヌ、
そして最終の第3週目にイトウリアル、マツナガダイキ、スズキジン、
2週目途中からのキアヌ、と言った錚々たるメンツとなった。
レオは確か10年ほど前、当時まだ16歳くらいだったが、
コアサーフジャパンのビッグプロジェクトでタヒチトリップを初めて経験、
その後想いを馳せていたがチャンスがなく、今回久々2度目のチョポトリップとなった。
タイチもかつて父・ワキタとタヒチに来た事もあったが、
今回は自身のスケジュール上、第1週目最初の5日間だけの滞在となった。
そしてキアヌは、QSホワイトバッファロー・日向戦が終わるやいなや、
ロス経由で初のタヒチ入りを果たし、2週目の途中から11日間チョポで過ごすこととなった。
して、今冬のダフイ・バックドアシュートアウトでその存在感をアピールしたジンは、
3週目の1週間初のタヒチトリップ、今回のチョポ合宿に参加した。
一方、リアルとダイキも合宿最後となる第3週目に参加、
昨年の伝説のタヒチトリップから一年、再び二人が大好きなチョポに戻ってくることができた。
このように現場ではスキルのあるメンズがリードする中、
レディースやジュニア達と切磋琢磨セッションを積み重ね、内容の濃い合宿となっていった。









Reo Inaba
コンペティターのイメージが強い?レオだが、ノースの経験も豊富でパイプもクールに決めてくる
実力を兼ね備えているハードコアなサーファーでもある。
今回の合宿では終始カジュアルなスタイルで、イーチセッションでのベストウェイブを捉え、
ガツガツすることなく、いつものスマイルでチョポバレルをフルジョイしていった〜〜

Taichi Wakita
帰りのフライトの都合でハワイからロス経由でタヒチ入りしてきたタイチ。
ワキタレガシーの血を受け継ぎ、本場パイプではその名を轟かせているだけに、
チョポでもそのスキル・オーラは見事に証明されていった。

Keanu Kamiyama
この数年のノース修行によって、チューブスキルが格段上達していったキアヌ。
ISA世界選手権での優勝、昨年のCS参戦等、
コンペティターとしても日本のトップランカーにまで上り詰め、
いよいよ次なる次元へとステップアップしていった。

Jin Suzuki
チョポのチューブセッションでも、テアヴァイティのエアーセッションでも
ジンらしいクィックスタイルをもって元気一杯のアプローチを見せつけてくれた。
やはりノースショアがサーファーを育み、ネクストレベルへと押し上げてくれる。
まさにジンもオフザ〜バックドア〜パイプ、そしてチョポへと導かれていったのだ。
Real Ito
キッズ時代から宮崎の天才サーファーと謳われてきたリアルだが、
今や日本屈指のチューブライダーとして誰もが認める存在にまで成長した。
特にこの数年でプエルトエスコンディードやチョポといった世界的な波・チューブを経験し、
更に冬のハワイ・パイプでも高い評価を得るようにまでなったと言える。




Daiki Matsunaga
コンテストシーンでの知名度はまだまだ低いが、
ダイキの日本人離れしたパワー、チャージ、スキルはこういった波で真価が発揮される。
波に対する直向きな心、パッションが沸々と感じられるサーファーのひとりだ。
合宿中ではレオ、そしてこのダイキのパフォーマンスが輝いていたと振り返ることができる。

第3週目のメンバー。
キアヌはロス便のため一足お先に帰国〜〜