Kenshin Matsunaga @ Tahiti
タヒチ物語・第3弾は、ダイキの実弟・マツナガケンシンによる手記です〜

Kenshin Matsunaga @ Teahupoo 2022/6/24 7:21am
木本さんからタヒチトリップに誘われてから1週間〜2週間家族と相談し、
そのような素晴らしい場所に行けるチャンスは滅多に無いと思い行くことになりました。
チョポのビッグウェーブは生死を伴うので、行く前は自分のスキルで乗れるか不安でした。
タヒチに着いた翌日初めてチョポに入ると、波は小さかったのですが水深が浅くて怖かったです。
バックには動画や写真でよく見るタヒチの大自然がありました。
その瞬間すごく興奮してタヒチに来た実感が湧いてきました。
チョポはすごく田舎で、またハワイのノースショアとは違う雰囲気でした。
自分が一番印象に残っているのは、6/18のビックデイです。
波は6-8ftプラスあって、この3週間の中で一番危険かつ一番デカかったからです。
最初は今まで見たことのないくらい掘れてる波が来ていて立てるかどうかすごく不安でしたが、
漕ぎ始めると船から見ている人達の歓声で不安から興奮に変わりました。
ですが立てない波に圧倒されたり、波選びに苦戦したり、ワイプアウトをしたり、
チューブの中で何回も潰されたりしました。
まだまだ技術や経験が足りないとわからされた貴重な一日でした。
最後の3日間はすごく面がクリーンで、波も大きく人も少なかったので、
自分に後悔がないようサーフィンに取り組みました。
自分が、前からやってみたかったスタンディングチューブに挑戦してみたり、
速い波に乗ってチューブの中でアッピンダウンしてみたりしました。
自分がこの3週間で成長できたと納得できるようなライディングが出来てすごく嬉しかったです。
最後まで笑顔で迎え入れてくれたタヒチに感謝しかないです。
オリンピックやクォリファイを目指して試合重視のサーファーが多い中、
チョポの様な波に命をかけているサーファーがいる事に感動しました。
今回インドネシアでQS5000が開催されている時にタヒチに来ました。
ですがその試合をスキップしてでも来て本当に良かったと心から思いました。
タヒチでのサーフィン、サーファーはチョポに人生をかけています。
その姿を実際に見れて、これこそが自分が目指しているサーフィンだと感じました。
自分の目標は、誰かを感動させられる本物のサーファーになることです。
タヒチのローカルサーファーのチョポやサーフィンへの愛は強く、
サーファー同士の強い絆、海への感謝も伝わり、ものすごく感動させられました。
チョポに行って自分が何を目指しているのかが改めて明確になり、本当に行って良かったです。
このタヒチトリップはサーフィンのスキルだけではなく人間的にも成長できた旅でした。
ハワイとは違うタヒチならではのネイティブな雰囲気を味わえたり、
もっと良い波を当てるため1週間延長したりしました。
サーフトリップはやはり波を優先し、後悔しないように行動するべきものだと思いました。
こういった1つ1つの判断が大切なんだと改めて感じることが出来ました。
今回のタヒチトリップに連れて行ってくださった木本さんや動画を撮影してくれた前田さん、
今回一緒に行ったリアルくん、ゲンくん、ダイキ、
そして暖かく迎えてくれたタヒチの方々、みなさんのおかげで、
本物のサーフィンとはどのようなものなのか再確認することができました。
本当にありがとうございました。
by Kenshin Matsunaga
Kenshin Matsunaga @ Teahupoo 2022/6/25 13:24am
@ Teahupoo 2022/6/24 7:22am
Only Boyz Out There~~~~