パリオリンピックサーフィン競技ラウンド2が開催。
初戦で2位~3位になった選手がラウンド2にてワンオンワンにて対戦。
ここからは負ければ即敗退となるサバイバルラウンドとなる。
昨日よりもスモールなコンディションとなったこの日は女子の競技からスタート。
松田詩野はヒート3でラウンド1でも対戦したテレサ・ボンバロット(POR)と対戦!
ラウンド1では8.33PTとエクセレントスコアをメイクしていた松田詩野のラウンドアップに期待がかかる中、前の2ヒートではなかなか波をつかむのが難しいコンディションではあったが、ファーストウェーブはボンバロットがゲット。
開始5分で松田詩野もファーストライド1.6ptとわずかなリード。

ボンバロットは小さなチューブではあったがバックアップを重ねていく。3.67pt

なかなか波が来ない中、難しい試合運びとなり時間が経過。ボンバロットがバックアップスコアを上げていく。
松田詩野もようやくライディングするが、なかなか点数は伸びず。

ラスト7分!2ndプライオリティではあったが、ついにバレルライディングを決め7.67ptと逆転!

このまま試合終了!ラウンドアップを決めた!
ラウンド2 女子結果







松田詩野はラウンド3 ヒート5でナディア・エロスターベ(ESP)と対戦!
女子ラウンド2の後はすぐに男子のラウンド2が開始!
五十嵐カノアは男子最初のヒートでレオナルド・フィオラバンティ(ITA)と対戦!
最初の選手紹介でフィオラバンティをマイブラザーの仲と話したこの対戦。

女子のラウンドから少ないチャンスをいかにものにするかがキーポイントなる試合運びが大事なところであったが、開始6分でまずはフィオラバンティが仕掛けるもすぐにバレルに潰されてしまう。
8分でカノアが仕掛けバレルメイク成功!7.17ptを獲得!



フィオラバンティもすぐにライディングするがバレルにはならず1発当て込み。

カノアがその後、長いバレルを決めたが、これは得点が伸びず3.67となったが着実にバックアップスコアを重ね2本をセットした。
その後も果敢に波を取りバレルライドも成功!6.00ptと合計13.17ptと点数を伸ばしていく!
コンビネーションが必要になったフィオラバンティもエアを攻めたりしていくが、ポイントをあげていくことができず。
残り5分お互いにバレルライドを成功し、カノアはバックアップスコアを6.7ptと伸ばしていく。





最後のパドルバックでプライオリティの獲得を成功させ、残りの時間を消化し終了!
カノアの気合が伝わってくる試合となった。
コナー・カラサワ・オレアリーはヒート2でティム・エルター(GER)と対戦!
カノアのラウンドアップのすぐに始まったマッチ。このままの勢いで行けるか期待される中、まずは膠着状態となり、お互いがライディングできないまま10分間経過してしまい、時計をスタートに戻されて、リスタート。
試合が動いたのはリスタート9分。エルターがファーストウェーブをゲットし、バレルをゲットするがここは抜けれず。
その後もエルターが続けてテイクオフするが、同じくバレルを抜けられず。
コナーはついにリスタート15分に長いバレルライドを成功!7.33ptのグッドスコアを出す!



エルターも負けじとバレルを成功させ試合が動き出す。しかし4.5ptと伸びず。
さらにコナーがバレルを華麗に決め、7.17ptのグッドスコアでバックアップスコアを整える。


コンビネーションが必要となったエルターだが、その後なかなかテイクオフできず、このまま試合が終了。
全員がラウンドアップした波乗りジャパン!
ラウンド3では稲葉玲王も登場!
ラウンド3 組み合わせ
・ヒート2 稲葉玲王VSフィリペ・トレド
・ヒート5 五十嵐カノアVSガブリエル・メディーナ
・ヒート8 コナー・カラサワ・オレアリーVSイーサン・ユーイング
熾烈な戦いとなりそうなのでどれも見逃せない!
引き続き波乗りジャパンを応援しよう!
ISAリザルト
https://isasurf.org/event/paris-2024/