WSLは6月の全てのイベントも延期を決定。

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4月28日
新型コロナウイルスの世界的パンデミックにより、WSLは6月の全てのイベントをキャンセルまたは延期を発表した。
WSLは、状況を注視し続け、6月上旬には新たな声明を発表する。

https://www.worldsurfleague.com/posts/451418/important-announcement-by-wsl-ceo-erik-logan-april-28-2020

WSL公式サイトにビデオを投稿し、CEOのエリック・ロガン氏はファンに向けて話した。
「いつどこで再開するかは未だに不透明ですが、私たちは政府や世界の健康機関、それぞれの地元コミュニティーとともに再開に向かって進んでいきます。」

「CTでは、6月に予定していたOi Rio Proは、本年中に移動の制限が解かれることを条件に延期となります。2020年のCTと他のWSLイベントの情報更新は、6月1日です。 」

WSLは、延期や中止となるCTやチャレンジャーシリーズ、そしてQSを穴埋めする2021年度のフォーマットについても言及した。

「コロナ渦に先立って、我々はCTをどのように展開していくか、2022年やその先も含めて話し合ってきました。現状のツアーにさらなる変化を加えることは、よりエキサイティングなもので、この停滞期は変化に勢いをつけさせてくれるものだと思っています。」

2021年の始めには、男女ともにワールドチャンピオンが一日のコンペティションで決まるかもしれません。これは、各イベントで優勝したトップ選手たちが新たなフォーマットのもとに世界タイトルを賭けて戦うものです。この計画は、複数年に議論されてきたものであり、選手たちやスポンサー、WSLとで最終決定をいたします。

元世界チャンピオンのタイラー・ライトは、「新しいフォーマットは、ワールドタイトル争いに激しさを増してくれるものです。今までとの違いは、ヒートでの勝利はあまりにも大きいということ。誰もが大きなプレッシャーを抱えることになります。とにかくエキサイティングですね。」

「ワールドタイトルは勝ち進んだ2名による決勝戦で決定します。これは、とても良い案ですね。」代表的なトップサーファーのコナー・コフィンも心境を語った。
「私は昨シーズンまでイベントの最終日までパイプにいました。2021年からこのようにワールドチャンピオンが決定するということは、とてもエキサイティングです。」

これに加え、CTとチャレンジャーシリーズにおけるスケジュールも新たに作られる。この改編は、CTのエリートだけでなく、リクオリファイを目指す選手にとっても一年を無駄にしないような設計となっている。

自国から近い場所での地域別のQSにも、価値や重みを大きくしている。このことは、成長中のサーファーにとって金銭的な苦労を軽減することができる。
それはスポンサーやメディアにとっても有効なものとなり得る。

「我々は、詳細をまもなく発表しますが、これが全てのサーファーや世界のサーフィンにとってより良いものになると確信しています。可能な限りの全体的な進化を遂げる時期に近づいているのです。全ての関係機関とともに取り組むことで、プロサーフィンにおけるエキサイティングで進化した舞台ができあがりました。前向きで影響力のある方法を見つけることができました。」とロガン氏は語っている。

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