【WSLニュース】外出禁止を楽しむことは本当に可能なのか?

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※海外の事案であり、日本の状況とは異なっている点があります。

以下WSLニュースより引用

4月12日
THE INTERTIAルーク・ミラルドによる記事

海を癒やしの場所だと思っている人は、私だけではないことを知っている。
学校・仕事、人間関係などのストレスは、私たちを崖っぷちに追い込むが、海に慰められたことが何度あっただろうか。
世界的なパンデミックの事態を受け入れるのには、十分な時間に達した。
世界は揺れ動き、安全や幸せな生活からは遠ざかり、見通しが立たないことで恐怖が増している。
そして残念なことに、多くの人々が海から遠ざかっている。

サーフィンは、創造性があり、友情を育み、探検、運動の要素がある。そしてアドレナリンや多幸感を追求するものである。
ビーチから遠ざかった最近の私は、サーフィンは本当に禁止されるものなのかと疑い始めている。
波に乗ることだけでなく、波に乗るまでの過程でさえも、基礎的な要素があり、それは一つの儀式のようなものである。
今まではそれが当たり前に存在していた。
私は、外出禁止のもとで、サーフィンの精神を家で体験できるような方法を日々探している。

創造
サーフィンは、スポーツであるが、芸術の要素もある。
自由な自己表現がそのスポーツをより楽しくしている。

もしもあなたがサーファーならば、創造的なものを持っていると思う。
波の上であなた自身を表現することができなくなったならば、他のことで創造してみるのはどうだろう。
ラップトップで音楽のアルバムを作ってみたり、小説を書いてみたり、バランスボードを作ってキッチンの壁をペイントすることは、あなたの右脳を活性させることができる。

サーフィンに特化したいならば、ボードデザインを考えたり、自分でボードを削ったりするのも良いだろう。
今ではオンラインで詳しい方法を検索でき、フォームや樹脂などを取り寄せることで、苦しんでいる工場を助けることにもつながる。
クリエイティブな表現は、力強いセラピーやサポートになるだろう。

探検
ビーチまでの道に危険なスラブがあるって知ってた?
リバーマウスの地形はどうだろう?
もしもあなたの地域に外出禁止令が出ているならば、個人的にはそれをチェックすることができないかもしれない。
それでは、あなたが住む沿岸のレイアウトを、海図とブイ、潮汐表、ライブカメラ、天気図や気象衛星写真に照らし合わせてみよう。
この研究は、あなたが海に戻る時に波を探す上で必ず役に立ち、その地域の専門家にもなれる。
そして、サーフィンだけではなく、ウォーターマンとして成長させてくれるだろう。

ここで言う探検は、必ずしも飛行機や国境越えを含むものではなく、視覚的なサーフィンを養成することである。
もしもビーチの閉鎖が解ければ、あなたはいち早くそのブレイクに向かうと思うが、この時間を賢く使うことで、すでに何かクレイジーで新しいものをあなたが座るソファの上で発見することができるのだ。

友情
不確実性や隔離などにより、誰もがストレスと戦っている。だから友達とのコミュニケーションは大切なこと。
映画やオンラインゲーム、ビールをシェアしながら画面を通して話すことができる。過去の素晴らしい波やその時のセッションを振り返ることで、あなたのモチベーション維持につながるだろう。
サーフィンは、辛抱強さや親密なコミュニティを生み出し、そして私たちに未だかつてない思いやりが必要とされている。
友情を大切にすることは言うまでもないだろう。

運動
ノースショアのプロサーファーがユーチューバーになったことで、彼らの生活が明らかになった。彼らはおそらく良い体型を維持している。
今まさにトレーニングが必要な時期である。さあ起き上がってストレッチに腹筋、背筋、スクワットを行おう。
そうすれば、再び海に戻る時にパドルが速くなり、サーフィンもよりコントロールされているだろう。
海から離れることは、時に有益でもあるのだ。

そして、常識として、運動はあなたを高揚させ、ストレスを軽減し、憂鬱も吹き飛ばしてくれる。この時間に私たちが心がけることができる全てのことである。

アドレナリン
私たちはスタンドアップバレルを家で体験することはできないが、アドレナリンが上昇するたくさんの健康的な方法がここにある。
あなたがやったことのないことをやること。それがたとえ料理番組やコンサート、コメディなどをテレビで見ることでもだ。

波に乗ることを急ぐために何をしなければならないのか?
何か新しいことで居心地が悪くなると、アドレナリンが出ることはないだろう。
この時間を使って、あなたが感銘を受けた人とつながってみよう。もしも自分自身が厚かましく感じれば、冷水シャワートリックを使うことだ。
目を閉じ、極寒の海でドルフィンスルーを繰り返すことをイメージしよう。
こんな感じで、スリルを味わう時は、家の中であってもくれぐれも安全に。病院は怪我人を受け入れたくないだろうからね。

新型コロナウイルスは、私たちの健康やお金、地域社会をも奪ってしまうかもしれない。
しかし、私たちの楽しみは奪うことはない。実際にサーフィンができなくても、サーフィン界が一緒になってその情熱や精神を維持できれば、今までよりも強いものになるだろう。

私たちが憎いからといって、崩壊させたり、規則を破ったり、ビーチに侵入することはやめて欲しい。その代わりにお互いを助け合い、サーフィンのエネルギーを全世界で発散させよう。
一緒に乗り越えれば、きっと次のサーフセッションがより楽しいものになるから。

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