【QS1,000】ルアナ・シルバとカイ・ワーナーがそれぞれ優勝!

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ルアナ・シルバ(ハワイ)とカイ・ワーナー(NSW州ナラビーン)がブーメランビーチで開催された2020 Mothernest Great Lakes Proで優勝した。© WSL /  Ethan Smith
 
 

メンズ出場のカイ・ワーナーは、エリオット・パエラタ-レイド(ニュージーランド)とのファイナルで、バックサイドアタックを爆発させ、怪我からのカムバックを果たした。
北ナラビーンの友人や家族が見守る前で、8ポイント台を2本揃え、17.00のトータルスコアを記録してライバルを圧倒した。この結果は、前回のシドニーで開催された2020 Carve Proでラウンド1敗退を喫した彼にとって大きなリベンジとなった。
 
Mothernest Great Lakes Pro 2020

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ワーナーは「この会場に今週の早いうちから来ていましたが、まさか優勝できるなんて思ってもいませんでした。前回のマルブラでボロ負けした時からこのように挽回できて本当に気分が良いです。自分自身に大きなプレッシャーを与えたくなかったし、できる限り楽しもうと思っていました。たくさんの友達が応援してくれたので、優勝することができました。本当に楽しいイベントでした。」と話した。
 
 

ウィメンズ出場のルアナ・シルバは、5日間にわたるヒートで全く隙の無い戦いをみせ、優勝を果たした。2020 Carve Proの覇者であるサラ・バウム(南アフリカ)とのファイナルでは、15歳と思えないような成熟した試合運びで、辛抱強くクリーンなフェイスの波を待ち、大きなスナップを連発させた。彼女は数多くオーストラリアのイベントに参加し、昨年11月のPhillip Island Proに次ぐ2度目のQS優勝となった。
 

ルアナ・シルバは「言葉が見つかりません。ここで2度も優勝でき、ただただオーストラリアが大好きです。今回は、母や友達が一緒に応援してくれたので、私にとっては特別なものになりました。サラは前回のQSでも優勝しているので強敵になることはわかっていました。彼女は全てのヒートでハイスコアを出しています。私は彼女に勝つためにリズムをつけることを心がけました。」と話した。

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メンズ準優勝のエリオット・パエラタ-レイドは、隣国オーストラリアのワーナーとの因縁の対決で、8.25のエクセレントスコアを残したものの、8.76のニードスコアを見つけられずに敗退。
パエラタ-レイドの準優勝は、2018年のSimeulue Proでリアム・オブライエンとファイナルを戦った時以来の2度目となった。

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一方、ウィメンズ準優勝のサラ・バウムは2度目のQS優勝は果たせなかったものの、ブーメランビーチのファイナルでもヒート序盤にリードを奪い、誰もが彼女の優勝を信じたほどであった。
 

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なお、日本勢は、メンズで森友二プロ、上山キアヌプロ、古川海夕プロ、田中透生プロ、平原颯馬プロがラウンド3で敗退。
ウィメンズでは馬庭彩プロが同じくラウンド3敗退となった。
 
 

このQSオーストラリア戦は、アボカビーチへと舞台を移し、Men’s QS3,000 Vissla Central Coast Pro
とWomen’s QS3,000 Sisstrevolution Central Coast Pro が2月25日から3月1日の期間で開催される。
 
 

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