【速報】大原沙莉プロが2019年ワールドチャンプに!日本人としては2年連続の快挙!

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APBツアー公式サイトより

カナリア諸島のフロントンで開催されているAPBツアー最終戦のGRAN CANARIA FRONTON KINGにて、大原沙莉プロが年間ランキング1位が決定し、ワールドチャンピオンに輝いた。

タイトルレースの行方は最終戦の時点で、2年連続のタイトル獲得を目指す鈴木彩加プロと大原沙莉プロに絞られていた。
2人ともクォーターファイナルまで順当に勝ち進み、大原プロはアレクサンドラ・リンダー(オーストリア)と対戦。
リンダーは、容易ではない波のコンディションの中で、パワーとコントロールを大勢の観客に印象付けた。この敗戦は、初のタイトル獲得を目指す大原プロにとって大きな影響を及ぼした。

「思うようなパフォーマンスができず、自分自身に怒りを覚えました。私は、皆に注目され、ワールドタイトルを期待されているのがわかっていました。でも、アレクサンドラに勝つために必要な波を見つけることができなかったです。試合後は焦りがありましたが、まだ可能性があると信じました。」

一方の鈴木プロは、イザベラ・スーザ(ブラジル)に対し、ニードポイントがアベレージスコアのみの惜しい敗戦となった。
そして彼女の2年連続のタイトルの夢はついえたものの、同国の大原プロが栄冠に輝いた。

大原プロは、鈴木プロに対しての想いを話した。
「彼女は、私にとって親友の一人です。そしてツアーを一緒に回る唯一の日本人ですが、ライバルでもあります。昨年、彼女がワールドタイトルをとった時はとてもうれしかったのですが、その一方で私が日本人初にもなりたかったし、少し悔しい気持ちがありました。今年は自分自身に集中してがんばることができました。でも私たちは厳しい練習をしてお互いに高めあっています。だから、私たちはこれからも向上できると思います。」

「今年は、たくさんの変化がありました。まず、スポンサーが変わり、ボードもが変わりました。そして、ライアン・ハーディーによるバリでのコーチングキャンプに参加しました。たったの3日間でしたが、私の中で何かが変わり始めました。また、トレーナーとも、どのようなトレーニングをすればライディングが変わるか何度も話し合いました。たくさんの小さな変化がありましたが、その小さな変化が大きな結果を残してくれました。」

大原沙莉プロは、鈴木彩加プロとともに2度目のボディーボード世界チャンピオンを目指す。

ハイライト映像Day1

 

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