ISAより

国際サーフィン連盟（ISA）は、本日、ロサンゼルス2028組織委員会（LA28）がパラリンピック競技大会にパラサーフィンを新競技として提案しないことを決定したというニュースを受け、残念に思います。

LA28がパラサーフィンに配慮し、パラリンピックの舞台でパラサーフィンの価値をアピールする機会を与えてくれたことに感謝しています。
また、パラサーフィンの価値、パラサーファーの活躍、そしてこのスポーツの普遍性と魅力の高まりを強く信じ続けています。

ISAワールド・パラ・サーフィン・チャンピオンシップの開催、パラサーフィンに特化したコーチングと指導のプログラム、そしてより多くの人々にパラサーフィンを知ってもらうためのプロモーションを通して、パラサーフィンの継続的な成長と世界的な発展に全力で取り組んでいきます。

国際パラリンピック委員会（IPC）と協力し、ブリスベンで開催される2032年パラリンピック競技大会、そしてそれ以降もパラサーフィンが含まれるよう提唱し続けることを楽しみにしています。

ISA会長のフェルナンド・アギーレのコメント

もちろん、私たちはこのニュースに失望していますが、サーファーとして、波に乗り遅れたときは、次の波に向かって同じように一生懸命パドルします。

パラ・サーファーは、人生の困難に立ち向かう希望と回復力に満ちた素晴らしいアスリートです。私たちは、彼らがこのスポーツを愛していることに感銘を受け、彼らとこのスポーツに対する私たちのコミットメントを再確認しています。

オリンピックのサーフィンと同様、パラリンピックという最高のスポーツの舞台にふさわしい競技として、私たちはパラサーフィンを支持し、推進していきます。

詳細は以下をご覧ください。
https://isasurf.org/


国際サーフィン連盟について
1964年に設立された国際サーフィン連盟（ISA）は、国際オリンピック委員会からサーフィンの世界統括機関として認定されています。

ISAはサーフィンを、ショートボード、ロングボード、ボディボード、スタンドアップパドル（SUP）レースとサーフィン、パラサーフィン、ボディサーフィン、ウェイクサーフィン、その他すべての波乗りと定義しています。ISAは1964年に最初の男女世界チャンピオンを戴冠しました。

1965年に初のビッグウェーブ世界チャンピオン、1980年に世界ジュニアチャンピオン、1982年に世界ニーボードチャンピオン、1988年に世界ロングボードサーフィンおよび世界ボディボードチャンピオン、2006年に世界タンデムサーフィンチャンピオン、2007年に世界マスターズチャンピオン、2012年に世界スタンドアップパドル（SUP、サーフィンとレースの両方）およびパドルボードチャンピオン、2015年に世界パラサーフィンチャンピオンを戴冠しました。

ISAには5大陸116カ国のサーフィン連盟が加盟しています。

ISAの会長はフェルナンド・アギーレ（アルゼンチン）。執行委員会には、4人の副会長カリーン・シエラルタ（PER）、カースティ・コベントリー（ZIM）、キャスパー・スタインファス（DEN）、バーバラ・ケンドール（NZL）、アスリート委員会委員長ジュスティーヌ・デュポン（FRA）、正会員酒井篤（JPN）、ジャン・リュック・アラサス（FRA）、そして職権委員としてISAエグゼクティブ・ディレクターのロバート・ファスーロが名を連ねています。

本部は米国カリフォルニア州ラホヤにあります。