(WSL/T.OMI)

千葉県鴨川市マルキで開催された2017年WSL Asiaウィメンズ3000イベント「white buffalo women’s pro QS3000 THE 2ND」は、ココ・ホー(ハワイ)の優勝で幕を閉じた。

来季のCT残留、クオリファイを賭ける選手たちにとってQS3000グレードは重要なイベントであり、ディフェンディングチャンピオンのディミティ・ストイル(オーストラリア)、CT選手であるブロンテ・マコーレー、リクォリファイを目指すビアンカ・ブイテンダーグ(南アフリカ)、QSランキング上位のフィリパ・アンダーソン(オーストラリア)、10代のヤングガン・メイシー・キャラハン(オーストラリア)やキャロライン・マークス(アメリカ)などの強豪選手が集結。
台風22号の影響もあり、歴史ある鴨川マルキの波に世界最高峰レベルのマニューバーが切り刻まれた。

日本からは川合美乃里プロ、都筑有夢路プロがラウンド4進出(9位フィニッシュ)が最高で、波伝説アンバサダーの野中美波プロはラウンド2敗退となった。

ココは、この優勝で来季CTへの残留が決定的となっているものの、ディミティやフィリパ、ルーキーのキャロラインやメイシーの他、狭きCTツアーへの参戦に向けていよいよ最終ラウンドに入り、QS6000Port Stephens Toyota NSW Proが11月2日～5日にかけてオーストラリアで開催される。

ハワイシーズンに突入しようとしているものの、女子の壮絶で熾烈なCTクオリファイ合戦も見逃せないだろう！！