ハウゼ〜・ブラダ〜〜!?

Mitsuteru Kamio

Mitsuteru Kamio
日本を代表するサーフィン・フォトグラファー神尾光輝。 さらなる「追求」「探求」「挑戦」を目指した結果、世界レベルの泳力を兼ね備えた、サーフィンウォーター・フォトグラファーである。

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How zee Braddah !? … Supported By … PIKAICHI …

Balaram Stack … PIPELINE …

 

ハウゼ〜・ブラダ〜〜!?

 

ノースショアのシーズンがやって来た。

今年はコロナウィルスによって、世界中の人々のライフスタイルが変わった。

そんな最中に渡航する、明らかに今までとは異なる。

オレは調整中でいつ出発するか?!決まっていないが、渡航が許されてる限り必ず行く。

また、今年のノースショアにはオレのパイプラインヒーロー、デレク・ホーさんがいない。

オレはデレクさんを思い出すと、今でも涙が止まらない。

今年は特別なシーズンになる・・・バイブスを高めて行きたい。

去年の12月14日、オレにとって神がかったセッションを体験した。

パイプラインで泳ぎ続けて22年、初めて体験した緊張感と至福。

世界中のウォーターフォトグラファーで、オレ一人しか経験しなかったセッション。

今思い出しても鳥肌が立つ。

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PIPELINE

 

 

マスターズの期間中で、この日はデカすぎでキャンセルになった。

早朝からサーファーもカメラマンもワイメアに集結していた。

オレは、ワイメアに行く前にパイプをチェックすると、意外にもそこまでクローズしていなく「チャンスあるかも?!」と、今日は遅かれ早かれパイプで泳ぐ決意をしていた。

1時間くらいワイメアでランドから撮影し、物足りなさを感じ、すぐボルコムハウスに戻った。

まだ誰もアウトに居てないくらいデカかったが、1時間に1、2回入るセットの波は15フィートくらいあったがポジションさえ合えば乗れる波だった。

すると、ニューヨーク出身のパイプチャージャー、ボルコムライダーのバララム・スタックがパドルすると言い出し、オレの魂に火がついた。

バララムとはボルコムハウスで知り合い、お互いにパイプライン信者として認め合い、ブラダ〜〜な関係にあった。

オレは直ぐに水中カメラハウジングをセットし、ボルコムハウスの高い位置から出れるタイミングを見計らっていた。

バララムがパドルアウトし、はるか遠くまで流されながらもアウトに出たのを見て「行ける!!」と確信した。

今まで感じたことのない緊張感、バクバクする心臓、呼吸を整えながら「オレのタイミング」を待った。

そして、30〜40分して、その時が来た。

オレはダッシュでビーチに駆け下り迷う事なくスイムアウトした。

周りには大勢のギャラリー、WSLの関係者、CTサーファー、水中カメラマン、みんながパイプラインを見ている中で、一人スイムアウトするあの緊張感は忘れられない。

流されながら何度もダイブして30分かけてピークに出た。

今までに泳いだことのないサイズ、感じたことのない水圧、ピークに出れた時の達成感は狂気だった。

ポジショニングも難しく、何本かセットを見てベストポジションを探った。

たま〜に入るセットの波はハンパなかった。

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PIPELINE

 

 

 

そして、バララムが掴んだ唯一無二の1本、水圧が物凄くてウネリの前に出れず、フィニッシュまで撮影出来なかったが、忘れられないショットになった。

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Balaram Stack

 

 

 

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Balaram Stack

 

 

 

ライディングを見ると可能なサイズだと思うんだけど、乗るまでの間にクローズアウトのセットをサバイブしまくって、やっとこさ1本乗る。

まさにソウルセッションだった。

この日は6時間くらい泳いでたんだけど、サーファーは数人パドルアウトして来たが、水中カメラマンは誰一人スイムアウトして来ることはなかった。

後に聞いたら、誰かスイムアウトしたらしいが、流されて出れなかったらしい。

普段は大勢のカメラマンが喋る雑音の中に居てストレスなんだけど、この日は人の話し声も聞くことなく、ただただ波がブレイクする音だけを聞いて、最高な気分で水中撮影することができた。

パイプラインの神様が与えてくれたギフトに心から感謝した。

セッションを終えてビーチを歩いていたら拍手してくれたギャラリーも居た。

ボルコムハウスに戻りバララムとガッツリ握手しお互いを労った。

サーファーもカメラマンも大混雑するパイプラインで、最初から最後まで一人で水中撮影出来たのは初めてのこと。

おそらく、もう二度とないと思うよ。

手前味噌になるけど、オレはみんなから「クレイジージャパニーズスイマー」と讃えられ、それ以降、今まで日本人のオレをナメていた水中カメラマンの態度も急変した。

ニュースにもならない、どうでもいい話だが、オレは自己満足感にどっぷり浸ることができたよ。

つづく。

 

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https://reform-pikaichi.com

 

 

 

THE GYM 本日のトレーニングは?!

 

今年はコロナウィルスによって全てが異例。

オレは流れに身を任せ、今できることを優先して来た。

世間はコロナで仕事がないとか、リストラとか、減給とか、重苦しいニュースばかりだけど、オレは仕事をさせて頂いている。

もうすぐハワイで、しばし現場作業から離れるけど、それも理解尊重してくれるピカいちさん。

本当に有難いと、心から感謝している。

 

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